3話にして早くも2人目が退場。
その退場の仕方も、想像していたものとは少し違うようですね。
私…てっきり、DV夫って一時的に優しく振る舞うのが定番なイメージがあるので、
望緒(波瑠)に背中を押されて
優美(黒川智花)が正(徳重聡)を毒殺する事を決心したものの、
やっぱり愛しくて自分の手では殺せない優柔不断さが出たために、
結局自殺を選んだ…みたいなオチになると思っていたんですけど。
でも、「どうして?」「私ってやっぱりダメね」と言っていた辺り、
殺そうとしていたのは本当で、そんな自分に罰が当たったともとれるのかもしれませんね。
そうなってくると、カメラワークが切り替わった間にすり替えたのかねぇ…?
電話相手の件もあるし…どちらも雨宮(林遣都)が関わっていると思えてなりません。
前回であまりにも証拠が揃い過ぎていた事から、まだ彼に対する疑惑は残っていますし、
さらっと告白した「奈々江を落としたのは自分」も事実なのか?と、
謎が膨らんでいくばかりです。
今回は今までと違って大きな進展はなく、新たな謎が積み重ねられたからこそ
ますます次回が気になってしまいました。
で、その代わりに…ターゲットとなる正に焦点を当てる話になっていた感じですね。
まぁ…某ドラマの定時で帰るキャラ以来、爪痕の残りそうな役を演じられている徳重さんですが、
昼間っから見張ったり、優美の行動に常にアンテナを張ったりしている様子を見る限り、
なんか凄い自由に動けてますけど?感は否めなかったんですけども(笑)
個人的には、哀愁を漂わせる雰囲気を押していたはずが、
中盤からだんだんクレイジーな登場人物が活躍するように…みたいな
配分のバランスの悪さが気になり、どう見るのが正解なのかと探っていた節があったので、
今回くらいクレイジーさ多めの仕上がりになると、
これはツッコんで見れば良いんだと割り切れて、また違う意味で楽しめます。
そして、正から優美を引き離そうとする計画の諸々が…
宅配で2人で押しかけるだとか、
その時になぜか望緒がフェミニンなマフラーを身につけているとか、
奈々江(新川優愛)の名前だけ利用されて全然偲んでいる様子が伝わらないとか、
相手は刑事なんだから、強引に離したら誘拐罪だと判断されちゃわない?とか
いろいろ間抜け過ぎる所も、逆にドキドキ感を味わえて面白かったです(笑)
この手の物語って、複雑化していくと苦手になってしまいそうなんですが、
種明かしはコツコツされていますし、テンポは相変わらず良いですし。
また、なよっとした役を演じる波瑠さんを見るのも新鮮で、
何だか放っておけない魅力がありますね。
↓前回の感想はこちら↓
Source: りんころのひとりごと。
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