分かってはいたけれども、8割型総集編でしたね。
でも、普通の総集編ではあらず。
内容はざっくり言えば、家出した松が「あの頃〇〇だったっけなぁ〜」
と思いを巡らせる形で今までの話を振り返ったり、
深雪(森川葵)視点で剛(間宮祥太朗)との思い出を振り返ったり、
剛の快進撃ダイジェストがあったり…といった感じで。
順番に沿ってエピソードを流すのではなく、
1人1人の登場人物用に再編集して分けられていたので、
“総集編”とは言え、各々の関係性の変化や、その人としか成立し得ない出来事を
しみじみ懐かしめる作りになっていたんじゃないかと思います。
松がストーリーテラーっていうのも、話の進行にリズムが生まれて良かったですねぇ。
そもそも松の声がのほほんとしているから、
振り返りのシーンに入れてくる合いの手が副音声みたいな脱力感があって
いちいちクスッと来ちゃうんですよ(笑)
「あ、シャイニングだ!」←これ、お気に入りw
その他にも、ちょっとしたお得が随所に詰まっていた印象。
松と津田健太郎さんの夢の共演もありましたし、NGシーンも見せてもらえましたし。
最終回での裏エピソードも描かれて。
あとは、ドラマ好きの私からしたら、モロ師岡さんの優しさ溢れる演技はかなり新鮮で、
そこでも楽しめました。
基本的に、本編が面白かったドラマは、その後に特別編という名の総集編を放送しようが
許せちゃうもんなんですよね。
だって、良い話はもう一度見ても思い出し泣きしちゃうし、
もう一度見ても同じ所で笑えるから。
当時と同じような感情になれるって事は、
それだけ作品に対する思い入れが深かった証拠だと思ってます。
個人的に、この手の特別編で好感触だったのって
「監察医 朝顔(2019)」しか思い当たらなかったんですが、
そこにもう1つ、本作が加わる事になりそうです。
総集編でもありつつ、”おまけ=ギフト”要素も含まれていて、
「全開バリバリでアリガト編」という名にぴったりな内容だったんじゃないでしょうか。
半年以上残っているとは言え、本広克行監督や、間宮祥太朗さんを始めとした役者さん方の
スケジュールを合わせるのは中々難しいかもしれませんが…
またいつか、続編を見たいなぁなんて淡い期待を寄せてしまいます。
また会える日をお待ちしております。
ところで…深雪の書いたラブレターの中身が気になり過ぎる件(笑)
想像と違う内容が書かれていて、それがオチになる…と踏んでいたのに…w
↓最終回の感想はこちら↓
Source: りんころのひとりごと。
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