いやぁ…この内容で原作なしなの、本当に恐ろしい。
私としては、視聴中ずっと口角が上がりっぱなしになるくらい面白く見ているんですけど…
何だか、面白さの意味合いが前回とは変わってきましたね。
コメディ色が強くなったような気がします(笑)
その原因を作っているのは、間違いなく藤巻(反町隆史)のモノローグの
圧倒的な多さでしょう。
個人的には、モノローグを通して何でもかんでも台詞に起こすドラマは
普段はあんまり好みではないんですが、
前回の感想でも書いた通り、近年では社長や弁護士などを演じられてきて
クールで敏腕なイメージがついていた反町さんが、
本作では内心ビクビクしている役を…っていうギャップがとにかく可笑しくて。
冷静さをまとっているつもりでも、誰かに疑われたり詰め寄られたりしたら
汗の絵文字→💦が見えてくるほどテンパった表情になるし。目は泳いでいるし。
心の中で推理していた事はほとんど外すし。
藤巻の反応を見ているだけでも楽しいんですよねぇ。
そして…相手に見せる言動も漏れなく迂闊(爆)
終盤で、病院中を移動しながらまぁまぁ大きな声で「白鳥に狙われるかもしれません」
「ギフトを持ち出した可能性があります」と電話しているシーンなんかは、
おいおい機密情報思いっきりバラしちゃってるよ!って、声を出して笑ってしまいました。
もう1つおいおい…と言えば、伊集院(盛山晋太郎)もそうでしたね。
目の前でわざわざ水筒のお茶を飲むという。
2話にして台詞量が激増したので、
これは神林(尾上松也)よりも先に消されるかもしれないと予想していたら…案の定。
だから芸人さんを起用したのかと、何となく納得しちゃいました(笑)
盛山さんご本人は、ドラマに影響されてロン毛にしているくらい
反町さんを憧れの人として見ているらしいので(「会ったら芸能界を辞めても良い」とも)、
あらら、もう共演出来なくなっちゃった…と思いつつ、
TBSの日曜劇場みたいに真犯人役で終わらなくて、ちょっと安心もしていますw
真犯人との対峙が見所になるであろう最終回は、
ちゃんと演技面で実績を積み重ねてきた役者さんで魅せて欲しいですしね。
それにしても…1話で奥野(坂東彌十郎)、今回で伊集院が退場し、
藤巻の迂闊さもあってか、「ギフト」にまつわる情報を知って
水面下で動き出している人が既に何人もいて。
状況的には結構ハイスピードだと思うんですけど、
この調子だと、最終回まで話が持つのか?という心配は少し出てきますね。
1話ずつ「ギフト」の被害者が出てくる構成が続いたら、
犯人が誰か分かってしまうようなもんですし。
ここはやっぱり、反町さんを主人公に起用したからには、
実は一番の悪者だった…なんて衝撃の展開がやってくるのではないかと期待しちゃいます。
でも、とりあえず今は、いろんな所から板挟みにあって
ぎゅうぎゅう詰めの状態にいる藤巻の巻き込まれっぷりを、純粋に楽しもうと思います(笑)
1分おきにスリルにもコメディにも転ぶ、良い意味での境界線あやふやな作りが妙に癖になって
ついつい引き込まれちゃうんですよねぇ。
↓前回の感想はこちら↓
Source: りんころのひとりごと。
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