十字架のろくにん60話のネタバレを含む考察となります。
※本編ネタバレを含みますのでご注意下さい。
⇒未読の方はマガポケより十字架のろくにん60話をご覧下さい。
安西という罪なき者を殺した漆間。
それは祖父にも言えず。
罪悪感に潰されたそうな精神の中で現れるのは白川要でした。
ここで何が語られるのでしょうか。
それでは十字架のろくにん60話を考察します。
太田刑事とはお別れ
太田刑事と一緒に住んでいる漆間。
仮住まいが決まったことで一緒に過ごすのは最後です。
太田は漆間に「安西さんと会ったか」と言います。
会っていないと言う漆間ですが、当然脳裏には殺した瞬間が浮かんでいます。
すでに安西も他の二人と同じで死体の処理を終わらせています。
二度と現れることのない、遺体も存在しない安西全一となってしまいました。
今の時点では捜索願など大事にはなっていない様子です。
何も知らないと黒澤に答える
学校では行方不明者として久我と杏奈が載っています。
そこに現れるのは黒澤。
どうなったのかという漆間に対して「知らない」としか答えられない漆間です。
すでに杏奈も死んでしまいました。
久我によって無実の人間が無残にも殺されてしまったのを見ています。
漆間の中で冷たい何かが心に吹き抜けている気がしてなりません。
祖父にも言えない真実
祖父の元に向かった漆間。
四人目を殺したことを報告しますが、杏奈と安西の一件は伝えられません。
何かあったのかと言う祖父は何かしらを感じ取っているのでしょう。
しかし何も言いません。
関係のない人を巻き込んだ事実。
これはもう変えられるものではありません。
そしてこの罪悪感に苦しむ漆間。
現れるのは助けた白川要
帰り道で大量の鴉の鳴き声に「僕はどうしたら」と空虚な目を空に向ける漆間。
「漆間くん」
声がかかったのは白川要からでした。
白川は漆間が円比呂を殺したことを知っています。
そうなると久我の行方不明もまた漆間の仕業であると勘付いているでしょう。
罪なき人を殺してしまった事実は変えられませんが、それでも今後の被害を食い止めた漆間という事実もあります。
当然私刑は重大な秩序違反で褒められたことでもありません。
しかし漆間の中で救った存在がいるというのは一つの心の支えになるのではないでしょうか。
十字架のろくにん60話の考察は以上となります。
白川要が何を話していくのか、注目です。
次回は十字架のろくにん61話は11月25日にマガポケにて配信予定となります、お見逃しなく!
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Source: マンガ好き.com
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