カイジ399話のネタバレ含む考察です。
※本編ネタバレを含みますのでご注意下さい。
光山はチャンとマリオが多額の金を手にしたことを知らされました。
これによって一気に光山の意識は嫉妬に近い羨望に変わってしまいます。
そして当然ながら追手として機能する光山。
その光山に悠長に買い物をしていたマリオは見つかってしまいました。
叩き返された100万円
そんなはずがないと思う光山。
しかし一度部屋でチャンとマリオとの遭遇。
その時に施しとして私双方への百万円。
これを投げ返してきました。
本来なら何も持たず食うに困る状況ならこの金は返せないはずです。
逆にもっと寄越せと言って金を奪おうとしてもおかしくな次元の話。
しかし4億6億持っていればどうか。
命を奪われそうになった相手からの施しなど受ける必要ありません。
これで光山の中でも納得の行く解答を得たことになりました。
自分だけ苦しんでいる
光山が得たのは筆舌に尽くしがたい苦悩の後の7000万円でした。
カイジ和也編にて行われた特殊ギャンブルで裏切りによる勝利を引き出した光山でした。
裏切った側が何を言うのかと感じる部分でもあります。
しかしながら現実に苦しい心の葛藤があったのは事実でしょう。
そして罪悪感を得たのは事実。
それにも関わらず自分は7000万でチャンとマリオは億を超える大金。
憎らしさが先に立ってしまいます。
人の嫉妬心の恐ろしいところでもあります。
通報だけで3000万円の懸賞金
現在のカイジたちの懸賞金についても語られます。
3000万円。
確保に繋がる有力情報にそれだけの大金を出す帝愛。
遠藤の提案でした。
あのケチな帝愛としては破格の値段といえるところではないでしょうか。
でも奪われた24億から考えると1.25%という恐ろしく小さい金額です。
やっぱりケチの帝愛だけあります。
しかも何かと難癖を付けて結局懸賞金なんて払わないというのが行き着くゴールではないでしょうか。
光山に発見されるマリオ
ともかく懸賞金のことを聞いた光山。
「もしふん捕まえたら」
とそれ以上の功名に対しての報酬を確認するが止められます。
当然ながら確保は簡単なことではなく、せっかくの有力情報も包囲戦なく一人で進めれば失敗の可能性大。
ここは通報のみにするのが鉄則。
それを肝に銘じた光山がデパート内を動き回ります。
行く先は紳士服や日用品、食品。
どこにもいません。
マリオがいるのは母親用の婦人服売り場です。
しかも一人では出入り口を見張ることも出来ないので行き違いで出てしまうことだって十分にある状況でした。
諦めかけたところで沢山の買い物を終えて包装待ちをしているマリオと遭遇。
これで光山はマリオを発見するに至りました。
三人の確保を目指すのか
光山とマリオの遭遇でカイジ399話は終了しています。
そしてここから光山はマリオ一人に対しての通報とするのか。
更に付けて三人の確保に協力することになるのか。
もしくはマリオとの接触や、マリオ側が光山に気付く展開になるのか。
多くの分岐が存在する事態です。
もし光山が通報して、更に見失わない様に付けていくとすれば途中でカイジやチャンがそれを確認するケースも出てくるかもしれません。
状況次第では今の寝泊まりできる家を失う結果にも繋がってしまう一大事。
住民票もそこにあります。
出てしまって逃げることは出来ても、また諸々を全てやり直しにされてしまいます。
油断大敵とはまさにこのこと。
出かけたりせずに全ての金をキャッシュカードが使える銀行への預け入れが終わってから外にでかけたりするべきでした。
緩みが今の余裕ある生活に終止符を打たせるのか。
光山を3000万円以上で買収する危険な展開も予想されます。
注目すべきカイジ400話となりそうです。
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Source: マンガ好き.com
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