はじめの一歩1349話のネタバレを掲載しています。1349話では、一歩が鷹村を家に運んでいくと、そこには山口先生の姿があった。ボロボロの鷹村を治療した山口は眠る鷹村にサービスのキスをしていく。はじめの一歩1349話の内容を知りたい方はご覧ください。
はじめの一歩1349話のネタバレ
ボクシングはええなあ
鴨川が「ええ夜じゃったな」と言うと、八木も「ええ、いい夜でした」と返し、鴨川は「張り詰めた空気、高鳴る鼓動、血沸き肉躍る瞬間」「全くもって生きておると実感するわい」「ボクシングはええなあ」と感傷に浸っていた。
タクシーに乗せられた鷹村が「オレ様は祝勝会がしたいっ」「崇め祀られたいっ」と騒ぐと、一歩が「それはまた後日というコトで」と諌めていく。
鷹村が「じじいだって乱痴気騒ぎしたいハズ」と言うと、一歩は「試合で無理させたから一刻も早く休んでほしいんですよ」「ボクから見ても鷹村さんはベストコンディションでした」「今日ダメならいつ三階級制覇できるんだというくらいに」「でも、ケガは後遺症が残るかもしれません」「選手生命と目先の一勝と天秤にかけていいものか、会長も苦悩しながらの采配だったかと」「辛そうな顔をされていて」と伝えていく。鷹村が「じじいが辛そうな面だと?」と言うと、一歩は「でも、行けと言えるのですからやはり凄い信頼関係ですよね」「色々な表情されていたと思いますが、最後の方はいつも通り、いえ、いつもより生き生きとしていたかと」「リングに飛び込む時は猿みたいに素早くて、一体この人は何歳なのかと」「試合中に若返っているのではと思えるほどでした」と告げ、鷹村は「そうか」「若返っているか、そうかそうか」と嬉しそうな表情を見せる。
一歩が「あらためて三階級制覇おめでとうございます」「やはりご利益ありましたね、神社の」と伝えようとすると、鷹村は「試合の勝ち負けなんざ神頼みしてねえよ」「なあ一歩、お前の今後の人生に何か使命があるとしたら願いを叶えてくれるのは神様じゃねえ、己自身だ」「お前のやりたいコトをやれるのはお前だけだ」「忘れるなよ」と告げていく。一歩が「それってどういう意味」と聞こうとするが、鷹村が寝てしまったことに気づき、「無理もない、あんなに激闘だったんだ」「今は休んで下さい」「お疲れ様です、おめでとうございます」と心の中で労をねぎらっていく。
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辿り着いた先の光
タクシーが鷹村の家に到着し、一歩が鷹村を背負って部屋に運ぼうとすると山口が扉の前で待っていた。
山口が「TVで観ていたわ」「辛そうだったから役に立てればと思って会長さんに住所聞いたのよ」「鍵を持っている間柄じゃないから待っていたの」と伝えると、一歩は「お待たせいたしました」「汚いところですがどうぞどうぞ」と山口を部屋に上げていく。
鷹村を布団に寝かし、一歩が「いやしかし、会長はさすがだなあ」「先生に手当てをお願いしてくれていたんですね」「口では厳しいコト言ってもこんな優しい計らいを」と言うと、山口は「今夜は応急だけだけどね」と返す。
一歩が「よろしくお願いします」と頭を下げると、山口は「まだオモリつけているの?足にも?」「それでこの男を背負って階段上がってきたの?」と尋ねる。一歩が「問題ないです」と答えると、山口は「もうずいぶん長い間になる」「生真面目なこのコのコトだからすでに生活習慣になっているハズ」「今現在、どれほど蓄積されているのか」「元々のモノに加え、じっくりゆっくりと蓄えて、今なら難なくデンプシー・ロールを打てるかもしれない」「興味あるわね、その筋肉は柔らかいのか硬いのか」と考えていた。
一歩が「か、硬い」「爆睡しているクセに」と鷹村のアソコが元気になっていることに気づくと、山口は「行儀良くなさい」とアソコをしばいていく。
一歩が「動じず淡々と仕事をこなす」「さすがプロだ」「よかった、先生が来てくれて」「安心だ」と感じていると、山口は「よしっ、終わり」「二・三日中にちゃんと診せに来るように伝えてね」と伝えるが、一歩も眠ってしまっていることに気づく。
寝ている鷹村を見た山口は「腫れているなあ」「闘ってきたものね」「額の傷、血が滲んでいる」「皮が剥けて、ボクシングってこうなるモノなの?」「絆創膏替えてあげる」「サービスだぞ」と鷹村にキスをした。
眠りながら一歩が「何かを見たような気がする」「きっとコレは夢だ」「しかし、なんて素敵な夢だ」「闘い疲れて好きな人に癒やされる、理想だ」「ボクにはあっただろうか?」「いや、近いコトならあった気がする」「死線をさ迷い生還」「傷だらけの帰路、辿り着いた先の光」と久美のことを考えていた。
一歩と鷹村は抱き合う形で眠っていた。
目覚めた鷹村が「どうしてこうなっている!?」とキレると、一歩は「こちらのセリフですうっ」と返す。鷹村が「いい夢を見ていた気がする」と言うと、一歩も「ボクもですうっ」と返す。鷹村が「夢!?全部夢なのか!?」「三階級制覇もーっ!?」と焦るが、新聞に三階級制覇の記事が載っているのを確認し「おっしゃあーっ」と喜んでいく。
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Source: サブかる
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