特別編の感想を箇条書きにすると、こんな感じです。
・9.5割ダイジェスト
・映画の告知はなし
・「妹はどこだ?」のシーンはカットされた上に、匂わせエピソードも一切なし
・伊上(堀田真由)と谷本(濱田崇裕)、尾山(結木滉星)の3人の絡みが見たい方向け
まぁ最後に関しては、そこだけ集めても恐らく30分にも満たないんですけどね(汗)
今まで見てきた経験上、どんな内容になるかは察していても、
新録部分は実質中身がなく、あまりの捻りのない作りで…
果たして最終回の翌週に放送する意義はあったのか?と頭を抱えてしまうほどでした。
正直、数々の月9の特別編の中でも最もガッカリさせられました。
蓋を開けばほぼ総集編なのに、頑なに「特別編」と言い張るのは何なんでしょうね。
せっかく特別編を放送するのならせめて、
メイキング映像や、本編でも(もし後々配信するのであれば)ディレクターズカット版でも
見られない未公開映像を挿入するなどすれば、名前に見合った作りになるんですが…。
そうしないのであれば、最終回が終わってから…ではなく、
“予習・復習”のつもりで映画化公開直前の時期に放送した方が
視聴者も見に行こうと思う人が増えるだろうし、作り手側は観客動員数向上→功績に繋がって
両者WinWinな気がするんです。
月9の特別編は2021年10月期の「ラジエーションハウスⅡ」(約1年半)ぶり。
フジテレビ全体だと、去年は1月期に月10「ドクターホワイト」(※関西テレビ制作)が、
4月期に水10「ナンバMG5」でやっておりました。
3番目の作品は視聴者への敬意が感じられる作りではありましたが…。
ドラマが好きで、フジテレビドラマの復活を内心願っているからこそ
辛辣な言葉にはなってしまうのですが。
もし本作を機に、再び特別編を
レギュラー化するつもりなら(あんまりして欲しくはないけれど…)、
本来ドラマの面白さや深みを届ける立場のテレビ局自身が
ファスト動画まがいの制作を続けてしまっては、信用も落ちて
視聴者のテレビ離れ・ドラマ離れを加速させるだけだと思います。
これは「じゃあ見なきゃ良いじゃん」で済まされる話ではないんですよね。
限られた時間の内の1時間をその作品に費やして、
初回から録画やTVerなどで欠かさず見てきた気持ちを裏切る事になると考えているので…。
最終的にあの形をとるんだったら、日頃からドラマを見る訳ではない方からしたら
それを見れば良いか…って事にもなりますし、
そうなると、視聴率もTVer再生回数もSNSでの盛り上がりも、徐々に低迷していく一方。
ついこの間も最終回にまつわる考えを、素人ながら書かせていただきましたが、
特別編の制作&放送も、もっと慎重になっていただきたいな…と願うばかりです。
活気がなくなっちゃうと寂しいので(泣)どうか、今後改善されていきますように…。
↓最終回の感想はこちら↓
Source: りんころのひとりごと。
コメント