この1時間で分かった事…
明葉(清野菜名)は基本的に、誰かに相談しないでとことん突っ走る主人公なんだなぁと。
思った事はすぐ口に出す。ひき肉を勝手に注文する(7×3って表記なのも謎だけど…)。
まだ3度しか会っていない男に偽装結婚の話を漏らしてしまう。
火10枠のヒロインあるあるの「場をかき乱す」設定を全て詰め込んだかのような性格で、
今の所1つも同情出来る部分がないのが辛い(泣)
最後のフライヤーのくだりも良い話風に描かれていましたけど…
あれ、お店側に許可取らないで配ってるんですよね??
過剰広告になってしまわないか、そっちの方が心配でした。
そして、もう1つ火10枠あるあるだと思っているのは、
出版社とかデザイン事務所とか、クリエイティブな企業を舞台にしておきながら、
実際に”そこで働く人”のリサーチが不足しているように感じるのもそう。
もちろん、全ての作品が仕事パートを雑に扱っているとは言っていません。
ただ、本作の場合、同じ職業だから余計に気になっているだけかもしれませんが…
うーん、玄関にガシャポン商品を飾ったり、料理が出来なかったり、
ガサツである所は別に良いとして、
デザイナーって、料理を盛り付ける時は
「キレイに見せよう」っていう気持ちが自然と働くもんなんじゃないんですかね?
インスタグラムも”取り入れただけ”感が半端ない気がして。
さっきのフライヤーの話にまた戻りますけど、
兄夫婦に仕組みを教えるほどSNSへの理解がある人として描いておいて、
新商品を宣伝する際にインスタで拡散する発想がないのは
ちょっと矛盾しているように思えるんですよねぇ。
で、個人的に一番引っかかっている台詞…
「あなたで、良かったです」
あなたで良かった…?いつどこでそう感じた…??
その前の話を確認してみてもよく分からず。
ついさっきまで挽き肉の発注相談ミスに対して注意していて、
フライヤー配りも自ら手伝ったとは言えそれで仕事に遅れて、
彼女に振り回されている印象が強い話が続いていた後だったので、
“僕の支えになっている”ともとれる言葉をかける心情変化が理解出来ないと言うか…。
たとえ些細な出来事だとしても、彼女に影響を受けたり、
背中を押されたりした”きっかけ”をもう少し丁寧に積み重ねてくれないと、
このままでは「百瀬ってチョロいな」で終わってしまいそうな気がします。
初回と変わらず、坂口健太郎さんだから見られている…という状態ですね。
これでどこまで持つかなぁ。
↓前回の感想はこちら↓
Source: りんころのひとりごと。
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