あの予告…は、8ヶ月後だったんだ…。
航(渡邊圭祐)が名前通り”王子様”みたいな風貌で、出世しているようにも見えたから
てっきり2,3年後に飛んだのかと思い込んでいたんですけど、8ヶ月後なんですね…(笑)
まぁ、そんな中途半端な時間経過にしたのは、
インターン生として奮闘していた杏奈(白石聖)の就活話にも触れなくてはならないという
作り手の意思があったからなのかもしれませんが、
個人的には思いっきり時間を飛ばしても、今回の話は成立していた気がしています。
だって…航、凄い変わり様。
たった8ヶ月間で”頼もしい後輩”ならまだ脳内補完出来ても、
元々ゲームに無関心で、一人前の社会人…いや、最低限の教養もなかった1人の人間が
先輩や上司を追い越すほどのエースになって、代表者としてインタビューも受けて
ちやほやされるっていうのは、あまりにも飛躍し過ぎでしょうと(笑)
それに、イラストレーターの才能があったのは触れていたものの、
泉美(比嘉愛未)をショックな気持ちにさせるほどの
シナリオライターの才能がある事にはいつ触れてましたっけ??
前回のオリジナルキャラに自己投影したくだりが「弁が立つ」点では当てはまるのかしら。
だとしたら…ちょっと分かりづらいかなぁ。
あるいは、その”可能性”が描かれたシーンを私が覚えていないだけなのか…
へぇ…短時間で素晴らしい台本が書けるんだ…と初耳でしたよ、あのシーン。
時間が経過してから光井(ディーン・フジオカ)が泉美の恋人候補として名乗り出る所は、
初めから想定して書かれていたんでしょうね。
今回の内容は、どん底から這い上がった航が、容姿も対応力も何もかも完璧な光井と
同じ土俵に立てた事を証明するのに必要不可欠だったと考えると…
やっぱり、これまでの成長描写が”何となく”程度にしか描かれていなかったのが
勿体なくて仕方ありません。
また過去を掘り返しますが、3〜4話辺りでも反抗的だったのが
急にお利口さんになっていて、その間がカットされた感じは否めませんでしたし、
泉美も最初の頃は雇い主としての指導法がずさんで、マンツーマンで育てているのが
伝わってこなかったからなぁ…(やる気が湧かない単語プリント&部下任せ…w)。
“連続”ドラマは過程を積み重ねてこそ面白味が増すと、改めてそう思います。
恋愛面は基本、好意的に見てますけどね。
「僕には光井さんが必要です」って言えない有栖川(瀬戸利樹)、切ないっす…(泣)
↓前回の感想はこちら↓
Source: りんころのひとりごと。
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