スナック キズツキ 1話 感想|当て書きかと思うほどのハマりっぷり

ドラマ

 

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ゲストの方が歌うんだ(笑)

予告映像をチラッと見たら原田知世さんがギターを持っていたから、

元々歌手もやられているし、お客さんに弾き語りする形で聞かせるんだろうな〜と

思い込んでいたので…ここは結構意表を突かれました。

次回予告ではお客さんにピアノを弾かせているみたいですし。

スナックというよりかは、無茶ぶり喫茶でしたねw

 

まぁでも、視聴前は「傷ついた人を癒す」という点では

同局で放送された「珈琲いかがでしょう」

似通った作品になってしまうんじゃないかと少し感じていたし、

途中のコーヒーを淹れるシーンでますますその印象は強くなっていた状態だったので、

似たようなコンセプトでも本作はあくまでも”自己解決”スタイルで行くのが新鮮で、

最終的には、こういう癒され方もアリだよね♪と楽しく見られました。

 

世話焼きな店主が諭す展開じゃないのが良いですね。

そして、質問する訳でもなく、お客さんがご飯を食べて幸せな表情を浮かべているのを見て、

ただニコッと微笑んでいるだけのトウコ(原田知世)の”ちょうどいい”存在感よ。

でも…何も助言していないつもりでも、

いつの間にかお客さんを自分のペースに巻き込んでいるって所が、

原田知世さんがキャスティングされるべき一番の理由なのかなぁって思ってます。

何となく、いつも柔らかい雰囲気をまとわれていて、掴み所のないイメージありますもん。

絶妙にユルい合いの手も堪りません。

「もろきゅう?」の言い方が特に可愛らしかったです(笑)

 

1話完結型の構成の方は、それぞれ違う環境から訪れるお客さん…ではなくて、

初回ゲストの中田(成海璃子)と(間接的にも)繋がりのある登場人物が

次々とお客さんとしてやって来るという流れになるっぽい?

次回は中田にクレームを入れた側の安達(平岩紙)のお話。

となると…そのうち瀧井(小関裕太)の話も書かれそう。

 

片方の視点から見たら、散々言いたい事言って気が済んだら電話を切る

自己中なクレーマーだなぁとか、

お腹空いたかどうか聞かない上に話題は土曜日の予定って…それ会社の報告と一緒じゃん!とか

理不尽に感じる事も多いだろうけど。

瀧井に関しては「単なる運転手」と言っていた辺り、

“自分”を上手く出せない流されっぱなしの人なんじゃないかとも思っていたので、

それぞれに平等に明かりを灯してくれるのは嬉しい。

 

そう考えると…スナックよりかは喫茶店という例えはしたものの、

やっぱりどことなく”スナック”とは言えるのかもしれませんね。

行った者にしか分からない魅力がある。

大衆受けはしない代わりに、限られたお客さん=少人数と心地良い人間関係を築ける。

ドラマを作るにあたって都合のつきやすい「世界の狭さ」を

良いとこどりした仕上がりになっています。

 

陶器とか、前にウチでも使ったいたんじゃないか?と思えるトースターとか、

シュガースポットのあるバナナとか、所々に散りばめられた小物のセンスも好きですし。

タイトルの出し方やSEの処理なんかも、我を強く出さない程度に

スナックっぽさを滲ませていて良い感じ。

ただ、視聴決定ではありますが…今後の感想はどうかな?

金曜日は基本的に混み合っている上に、

最近休日はサボりがちで、書く本数が少なくなっているので(苦笑)

来週から始まるドラマ3本もありますし、諸々様子見しながらやっていきます。

 

 

Source: りんころのひとりごと。

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