穂苅(平田満)メイン回。
エピソード自体は良い感じで、特に、当時のカセットを再生して
演奏が始まる直前に録音が止まってしまう…という演出には、
始まりがあれば終わりもあり、幸せがいつまでも続くとは限らない現実の厳しさや、
伝えたい言葉は「いつか」で後回しにしていたら手遅れになるといった
皮肉が込められているようで、それが穂苅の後悔を増幅させていて印象的だったんですけど…。
う〜ん、全体で見てみると、三島(永山絢斗)との後日談に、熱愛報道に、
相変わらずの本宮(津田健次郎)の悪巧み描写に、スパイに…と
メインから離れた要素が多過ぎて、とっ散らかって見えたのが残念。
そして、素直に「良かった」「面白かった」と言えなかったのには、もう1つ理由があって。
8話で、しかも玉響の存続がかかっている定期演奏会が控えている段階で、
今回の内容って”どうしても”描かなければならなかったのかな…?という疑問符が
浮かび上がってしまったんですよねぇ。
よくよく考えれば…初音(門脇麦)も前回では、
生放送での無茶振りで、多くの視聴者に注目されている状態の中で演奏を成し遂げた事で
ほぼほぼトラウマは克服した訳で。
あと主人公関連で控えているのと言えば、2つの大舞台を成功出来るかどうかだけ。
つまり、もうこれ以上、重点的に描く必要はないに等しいんですね。
となると…せめて、前回と今回を逆にした方が、
最終回に向けての緊張感を持続出来たのではないか?とも思いました。
そんな感じで、私としては若干モヤモヤしたまま見終えてしまいましたが。
残り2話で、さすがに定期演奏会の話が描かれるでしょうから…
次回に期待してみる事にします。
今回は少しざっくりとした感想で失礼します(汗)
再び気持ちが盛り上がりますように!
↓前回の感想はこちら↓
Source: りんころのひとりごと。
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