警視庁アウトサイダー 6話 感想|せめてどっちかに絞らない?

ドラマ

 

 

基本的には、どのドラマも脚本家や監督の名前を毎回必ずチェックするって訳でもなく、

内容を見て何か思い立つ事があったら…くらいのスタンスでいるんですけども、

本作に関しては、スタッフクレジットに注目するのがもはや習慣になっておりますw

今回の監督は、本作初担当の日髙貴士さんでした。

 

カメラワークの切り替え演出を見ると、やっぱり、本作の世界観を作り上げている

メイン監督の木村ひさしさん”らしさ”を踏襲していく意味では

一番取り入れやすいのかも?という印象はありますが、

アニメ部分が癖が強めなだけで(笑)

後は比較的(あくまでも”本作の中では”)ガチャガチャした作りには

なっていなかったのかなぁと思います。

ただ…今回の内容を一言で表すとしたら「見づらかった」のは確かです。

今回は主に演出が…というより、脚本の構成の方に原因がある気がしました。

 

私が「見づらかった」と感じたのはただ1つ。

前回の感想でもさらっと書きましたが、

縦軸は、動機が「父親の冤罪を晴らす」でいたってシンプルに設定されているはずなのに、

なぜそこに1話完結型のエピソードを加えて

複雑に入り組んだ構成に見せようとするのでしょうか。

2つのエピソードを同時に描いていけば、それだけ登場人物が増えて覚えられない上に、

どの人がどこに関わってるんだっけ?なんてややこしく思えてしまいますし。

一方、架川(西島秀俊)はバーに聞き込みに行ってて、

一方、光輔(濱田岳)と直央(上白石萌歌)はコミケに行って情報を入手していた…

といった行ったり来たりな展開をされたら、目移りして

どちらかの事件に集中しづらくてしょうがないんです。

 

まぁ、最後まで見てみれば部分的には繋がってましたけど…

親族がたまたま今回の事件に関係してたってだけで、

他の人に置き換えても全然成立出来そうな話でしたよね。

何かしらの”共通点”を持たせれば無関係には見えないでしょ!という強引さも

どことなく引っかかってしまいました。

 

正直、前回でも内容が頭に入ってこなかったので、

さすがに今回もだと…と思って後で見返しましたが、

それでようやく少し理解出来るって感じでしたね。

次回から最終章突入との事なので、そろそろ黒幕も暴かないとで

本格的に縦軸の話に移行するとは思いますが、

うーん…本当に、縦軸に触れるなら触れるで、そこに絞って欲しい限りです。

 

↓前回の感想はこちら↓

 

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Source: りんころのひとりごと。

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