いや、どちらかと言うと好きです。だからこそ、感想もしばらく続けてみようと決めた訳で。
ただ…前回と今回を見て、世間的には苦手な印象が強いのも
頷けるのかなぁ…と思ったのも事実です。
前回でもうっすら感じていた事ですが、本作って、会話劇に”間”がほとんどありません。
そう作られている演出が、苦手意識を高める一番の原因なのでは?という気がしています。
緩急の”緩”を無視しているかのように、矢継ぎ早に会話が続くもんですから、
ただでさえ好き嫌いが分かれやすい北川悦吏子さんの描く主人公のキャラも、
ミックス方言の癖の強さも相まって、余計にウザったく見えてしまう。
初回はあくまでも第一印象となる回なので、まだ受け入れられた部分もあったんですが。
私も正直、その演出のお陰で、物語の魅力度は少し減っており…
クスッとさせられるというよりかは、息苦しさや窮屈感を覚えてしまっています。
早いうちに、カットしても会話として成立出来る台詞は
なるべくカットして整理整頓した方が、
恋愛ドラマにおいて最適な魅せ方になるんではないでしょうか。
あと、今回を見て気になったのは…
もう少し主人公”ならでは”の動きが欲しいかな?という所。
これは別に、存在感が薄いって訳ではありません。むしろ、違う意味で残せています(笑)
私が言いたいのは…ただ単に、周りからの提案や、全体で醸し出されている雰囲気に
流されて動いているようにしか見えないって事なんですね。
物語としては一応、四角(五角?)関係を匂わせて進展はさせているんですが、
空豆が主体となって周りに、特に音(永瀬廉)に影響を与えていく様子が見当たらないから、
物足りないなぁというか…
こう言うのもなんですが、広瀬すずさんのファンだけが楽しめるような内容に
なってしまっている気もしております。
本作がうたっているのは「青春ラブストーリー」なので、
まずは青春からじっくりと…って事なんでしょうけどね。
でも、お互い、どこか離れがたいような、そばにいて欲しいとふと願ってしまうような、
そんな”引っかかり”を覚え始める段階に、
一歩ステップアップして欲しいと思ってしまうのです。
↓前回の感想はこちら↓
Source: りんころのひとりごと。
コメント