冬ドラマの雑感いろいろ⑤〜金・月・火曜のドラマ〜

ドラマ

 

今回はこちらのラインナップになっております(時系列順)↓

※タイトルをクリックすると、そのページに飛びます。

・妻、小学生になる。6話

・愛しい嘘 7話

・ミステリと言う勿れ 8話

・ファイトソング 8話

え〜と、記事タイトルの通り、各々の感想は長くありません。そして雑です。

それでもよろしければ… ※しばらくテンプレです。

 

  

妻、小学生になる。 6話(2/25放送分)

 

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難しい所ですなぁ…。

本来は小学生になった妻をきっかけに

新島家と白石家がお互いに再生していく姿を紡ぐ物語なはずで、

前回まで見てきて確信したんだけれども。

バーベキューというシチュエーション作りによって、

ちょっと群像劇の方向性に寄ってしまっている気がしないでもないんですよ。

 

いや、大まかに見れば、前回の感想で書いた”自立にむけての一歩前進”を

今回から本格的に描き始めているとも言えるんですけども…

恐らくそう感じてしまったのには、

三者である守屋主体のエピソード・視点が主要人物2人と

同じくらいに盛り込まれていた事が一番の原因なのかもしれません。

圭介に仄かに感じていた好意を示す描写がキスっていうのも

唐突過ぎて疑問符が浮かび上がるし…

今後もある種の三角関係として同等に扱っていきそうで心配でもあります。

 

あとは余分に感じたのは、終盤の”見える”くだりかな。

今までは普通に”見えているはず”の店主を描いていたのに、

今回では”見えている”店主をはっきり描いている。

数々のエピソードを見れば今更…ですし、ここの扱いの曖昧さもまた

物語全体が迷走しかけているように見えてしまうんだと思います。

 

そして…ついでに言及するなら、

万理華に貴恵の姿を重ねるときの演出の頻度も統一して欲しいなぁと。

回によって多かったり少なかったりで割とバラツキがあるような気がしております。

細かい部分だとしても結構違いを感じるので…

演出家の面々で共有しないもんなのでしょうかね。こういうのって。

 

  

愛しい嘘〜優しい闇〜 7話(2/28放送分)

 

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クロの正体以外は全部バラした最終回前。

この手のドラマで一気に明かす手法をやると

唐突感や整合性の取れなさを感じずにはいられないものの、

そこは本作は上手く交わしていた印象ですねぇ…。

登場人物は基本的に相手にベラベラ話し過ぎだし、正という癖強キャラもいるので

“ツッコミドラマ”の方が目立ちがちにはなってしまうんですけど(笑)

ちゃんと根底では”ミステリー”もやってるんですよね。

それはやっぱり、今までの積み重ねが大きいと思ってます。

 

衝撃的な事件を次々と展開しつつも、

中弛みせず1話ずつ小さな”違和感”を残しながら核心に迫っていく構成にしたお陰で、

「やっぱりそうだったのか!」「だからあの時…」などと、

パズルのピースがはまっていくかのような爽快感がありました。

だから、真相は予想と大体当たっていたけれども、

ここに来てテンポよく進んで行ったのもあって、個人的には割と楽しめた感じです。

 

まぁ…本物の雨宮が生きていた件には驚きましたけどね(笑)

物語の進みを考慮して1ヶ月くらい経っているにしても、

殺せるほどの体力は残ってたんだ!?タフなやつだな!っていうw

 

最終回は「漂着者」を彷彿とさせる風貌の真雨宮vs爽やかで性格の良い偽雨宮の

林遣都さん劇場が見られると思うとワクワクしますなぁ。

でも、正にも制裁が下って、2人の雨宮に挟まれて困惑している図を

見てみたい気持ちもあります(笑)

 

  

ミステリと言う勿れ 8話(2/28放送分)

 

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極端に言えば、今回の内容は大きな進みはなく、”事の前触れ”といった感じでしたが、

それでも興味深く見られました。

全体的に”ゲーム”を上手く物語に絡ませていっているなぁ…と。

 

まず演出面では、合間合間に差し込まれる「殺すか?」「殺されるか?」

「やっぱり殺すしかないんだろうな?」の記憶に残りやすいカットが、

これまたキャッチーなゲームの劇伴のようにも思えて、

恐怖や不安を増幅させるのに効果的でした。

そして、展開はまさに”間違い探しゲーム”といった感じで。←別に狙ったつもりはないw

IQの高い問題が次回で待ち構えているんでしょうねぇ。

整達が1つずつ手がかりを集め、実際に全部見抜いたつもりで

「解けきった!」と達成感を覚えるのだけれども、

実は目を凝らしてみないと気づけない間違いが隠されている…

 

解決していないのは分かる。

でも先がどうなるかは最後まで見ないと全く読めないし分からない。

デラを演じた田口浩正さん、パンを演じた渋谷謙人さんの気配を消す演技が、

「1人だけ嘘をつく人」「つかない人」が誰なのかを分からなくさせたのもあって、

次回に向けてますます視聴意欲を掻き立てられるお話でした。

 

  

ファイトソング 8話(3/1放送分)

 

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今回は入院日=恋の取り組み終了までのカウントダウンを描く回なんですが、

クライマックスにしては何かが惜しいんだなぁ…。

今回においては、演出の方に原因があるのかなぁ…?

差し迫っていると言いながら「あと何日なのか」が曖昧だから

微妙に感情移入しづらかったんですよね。

 

いや、下部にテロップで分かりやすく「あと○日」の演出を入れたら、

世界観が壊れるからと踏んであえてなくしたんでしょうけど…

せめて、たまに見かける木製のブロックカレンダー(?)を映り込ませて

刻々と近づく別れをそれとなく示していたら、

本当はずっといたいのにいられない…という2人の葛藤や寂寥感を

より反映出来たのかもしれません。

 

っていうか、残り2話ある段階で時間を経過させたとなると…

曲がヒットして再び売れ出した芦田と

施設で新たな人生を送っている花枝が再会して両想いのラストになるんでしょうね。

別に良いんですけど…やっぱり従来のラブコメに落ち着きそうで残念感は強いです。

以前にも書きましたが、「ファイトソング」なんだから、たまには誰ともくっつかず

その曲を日々の活力にしてこれからも過ごす…っていうオチも見てみたかったなぁ…と。

 

この枠は”当て馬”という、視聴者が感情移入しやすい・

SNSで盛り上がりやすいキャラクターを設定しては、

「どちらをくっつけるか」展開で惹きつける事にどうも縛られている気がするんですが、

求める人がいる以上は、それに応えるしかないんでしょうかね…。これからも。しばらくは。

 

 

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Source: りんころのひとりごと。

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