津美紀が別人ではないかという可能性が示唆されていました。
死滅回游から離脱する予定の津美紀が「ルールの追加」を選択した呪術廻戦211話。
「津美紀は別人だったのか!?」
そう思える瞬間ですが、追加したルールは「元より予定していたもの」であり、伏黒恵たちが不利になるものでもありません。
もしあるとすれば津美紀にとって重要な人物が他の結界内にいる場合でしょう。
よってそことの合流を目指した可能性はあります。
もう一つは「恵と共に戦う覚悟をした」というパターン。
敵か味方が確定する呪術廻戦212話となります。
恵と共に戦う覚悟を持った
津美紀は遠隔操作の無為転変によって脳をいじられた人物です。
羂索によってマーキングされたことで寝たきりとなり、そして無為転変での変化で術式を付与されました。
どんな術式なのかは不明。
また脳をいじったことから性格などが変化してもおかしくないでしょう。
これは吉野順平にも通じるところでしょう。
完全に人格が変わっている様子はありませんでしたが、性格そのものは変化していたと言えます。
また思想面でも少し動きが活発というか極端になっていました。
もし弟を思う気持ちというものが強くなり、元々持っていた正義感に対して火がつくことがあれば「共に戦う」という選択をしてもおかしくはないでしょう。
ただ呪物系とは異なり「中身が完全に変化する」ということは無い気がします。
完全に敵対は違和感
津美紀が完全に伏黒恵たちと敵対するのは違和感を抱くところでしょう。
羂索が特別に津美紀だけをいじった様子もありませんでした。
また血統的に伏黒と相対するようなところがあったという描写もありません。
連れ子の母親と禪院甚爾が駆け落ちのような形で夫婦となり、その間に出来た子供が恵です。
この状況そのものに恨みを持っていたというパターンはあるかもしれません。
要するに津美紀は本当は恵を疎ましく思っていたとか、禪院家(甚爾)を許せなかったというような場合でしょう。
元々持っていた恨みのようなものが、今回の無為転変による変化で増長された場合です。
そうなるとルールの追加で結界を出入り可能にした意味はどこにあるのでしょうか。
元より誰かと合流する目的があったのなら分かりますが、そうなると事前に接触していることになります。
それは何者かを結界から出す目的でも同じことです。
津美紀は寝たきりの状態で誰かと接触していたのか。
それとも覚醒してから、この離脱までに至る間に接触をしたのか。
呪術廻戦212話でそのあたりも確定していくことになるのかもしれません。
伏黒恵は「誰だ!」と言いながらも本当の別人なのか、それとも性格的な変化なのか、元からそうだったのか。
先述の共に戦いたいという場合を除くと、伏黒恵の精神に大きなダメージを与えることになりそうです。
五条悟の復活が可能
何にしても津美紀のルール追加で、伏黒恵たちも外に出られます。
脹相が今は獄門疆の裏を預かっているので、そこに天使を連れていけば五条悟の復活は可能です。
まだ条件である「堕天」が差し出されていないので、ここの解決も必要になるでしょう。
死も厭わない覚悟を持っている虎杖に対して、伏黒恵は死なせない方法を考えようとしていました。
日本がどうなるか、すでに秒読み開始な状況で封印解除が可能になったことを考えると「俺が宿儺だから殺してくれ」と当たり前に頼みそうです。
「俺は宿儺と共に死ぬから先生を復活させてくれ」くらいは言いそうです。
ギリギリの状況になった時の宿儺の動きにも注目するところでしょう。
虎杖の行動が不穏なものに変われば、即座に表に出て、殺せるだけの人間を殺しそうです。
しかし時間は無さそうに思えます。
すでに天元と日本人の同化がいつ始まってもおかしくないような状況。
八方塞がりな感じが物凄くしていますが、ここからどう展開していくのか見ものです。
一つの取っ掛かりとして伏黒津美紀が現状を打破するきっかけを作り出すことになるのかどうか。
また呪術廻戦212話の情報がまとまり次第、記事を更新していきます。
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Source: マンガ好き.com
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