転職の魔王様 9話 感想|人を動かすのは、いつだって人。

ドラマ

 

 

まさか、求職者以外の人に「あなたの人生、このままで良いんですか」と

言う回が来るとは思わなんだ…(笑)

まぁ、それは置いといて。

前回で天間(白洲迅)がシェパードに仲間入りして、

他の社員たちやキッチンカーの店員とは違った角度で

千晴(小芝風花)に助言を与えるキャラクターとして描かれた事で

本作の雰囲気に変化が生まれ始めたのに、もう最終章(という名の残り2話)ですし、

ここにきて洋子(石田ゆり子)メイン回なので、

やはり不思議な構成だな…という印象は変わりないんですが。

でも、お話自体は今回も、希望を感じさせるものになっていた気がします。

 

「人の気持ちを動かすのは、やっぱり人」

いじめが原因で引きこもりになってしまった生徒に対して、

どんな形でも良いから、人と繋がる事を諦めないで欲しい…と

君雄(金子ノブアキ)が伝えた事が、数年の時を経て、

その人にとって自身の将来を見つめ直す原動力に変わったように。

シェパードの面々も、藤川(野村康太)を誘い、

職務の範疇を超えたイベントを開催した事が、君雄の社会復帰へのきっかけへと繋がった。

心からその人を想った言葉や、その人のために移した行動は、きっと本人に届く…

個人的にこの手の話に弱いっていうのもありますが、

人との関わりの偉大さを改めて思い知らされる内容でした。

 

正直、ただでさえ膨大な資料の中から求職者に見合った求人を探すので精一杯なのに、

たった1人のために、集客をしたり、チラシを作成したり、イラストを描いたり…って

あそこまで時間を割いてくれる転職エージェントなんて、

早々いないのが現実ではあるんですが。

でも、本作を前から見ていて思うのは…理想と現実の匙加減が上手いんですよね。

 

本作が取り扱っているテーマは「転職」で、

転職エージェントが活躍するフィクション作品だから、

心に傷を抱えた求職者を理解しつつ、背中を押す姿がじっくり描かれて、

最後は必ず「こうなったら良いよね」みたいな前向きな結末にはなるんですけど、

求職者が転職してからの”その後”には触れない作りなのが

ドラマ臭さを感じさせないと言いますか。

何と言うかな…あくまでも彼らの仕事と責任は、求職者が無事に転職先に入社して

数ヶ月くらいまでであって、それ以降上手くいくかどうかは求職者次第だから。

再生のチャンスは与えたから、あとは自分で頑張っていくんだぞ…って

相手を鼓舞しているようにも映って、好感が持てるのです。

 

今回の社会復帰の件だってそうで、

10年以上も引きこもりをしていたのならば、求人を探すよりも前に

“普通の生活”が出来るだけの体力をつける事がまず必要になってくる訳で。

そして、それが出来るようになったら、次は転職活動を…と順調に進めるはずもなく、

また働けるんだろうか、受け入れてもらえるんだろうかと不安になってはまた気分が沈んだり、

何かしらボランティアをして頑張ろうと思えてきたり…

その繰り返しで徐々に修復されていくんですよね。

道のりはまだまだ長い。

無事にやり直せると良いな…と純粋に願いたくなる話で終わって、安心しました。

 

ラストはまさか、来栖(成田凌)に転勤の話が舞い込んでくるとは。

最終回前あるあるネタなんですけど、まだ2話分残っているんですよね。

来栖の性格だと、大阪では中々馴染めなさそう…なんて思ってしまいます(笑)

あと、最後にもう1つ余談で…

子供に慕われたり、レバニラ炒めで女性を誘ったりする

爽やかでピュアな金子ノブアキさんって、結構レアでしたよねぇ。

 

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Source: りんころのひとりごと。

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