※本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
⇒未読の方はマガポケより114話をご覧下さい。
来栖に呼び出された漆間俊。目を付けられたか。そして麗央は吉田ではなく”漆間”であることを知っていました。一体何者?
班員が攻められそうな時に救おうをしてくれる鈴山麗央。
男の腕を掴んで「グググ」と握るその強さ。
正義感と復讐心の他にも何かを抱えていそうなところ。
漆間は来栖に呼び出されましたが、今はまだ目立たぬように努めます。
夜に隣同士の部屋で壁を隔てて話をしましたが、そこで何かを伝えようとした麗央。
結果的には何も聞けず、ささやき声のように「漆間俊くん」という一言。
吉田俊ではなく漆間俊であることを知っていた麗央は一体何者なのでしょうか。
これが最後の言葉で、麗央はこの合宿場から姿を消してしまったとのこと。
それが合宿側の動きから来るものなのか、それとも麗央自身の動きなのか。
それでは十字架のろくにん114話を考察していきます。
言動の記録をされる鈴山麗央
動きが鈍った班員に対して暴力を振るおうとする教官。
そこに割って入り腕を握って暴力を止めた鈴山麗央です。
正義感と革命倶楽部の復讐心から来た行動にも見えますが、別の理由が他にもありそうです。
少なくとも印象は良くないものであると考えていいでしょう。
「記録させてもらう」という言葉を残した革命倶楽部側。
この一言が肥料になるきっかけになるなんて事があるのかどうか。
この行動には漆間自身も不思議な部分があったのでしょう。
「どうしてそこまでするのか」という気持ちが出ています。
実際にこういった目立つ行動をすれば、それだけ目を付けられてしまい革命倶楽部の上層部まで届かない結果を生み出してしまいかねません。
それは復習からも遠ざかる。
麗央には麗央なりの理由があったと考えるのが自然でしょう。
来栖は漆間を疑っている
人の心配をしている場合じゃない漆間俊です。
来栖に呼び出されて何者かの確認。
吉田俊ではなく漆間俊であることを見抜かれた訳ではないですが、セミナーに一回参加しただけでどうしてここまで頑張るのかという疑問があるのでしょう。
これも当然のはずです。
本来合宿に出るような人は相当な数のセミナーに出ていて、それなりに洗脳が完了しているはずでしょう。
漆間はそんな状況でもないのに自己革命に近い状態として中村に推薦されていました。
何者かの潜入を疑うのは当然と言えるかもしれません。
漆間としても疑われずに来栖に近づくことが出来れば安堂にも接触可能になるでしょう。
そういう意味でこの攻防は非常に重要と言えます。
漆間が偽名だと知る鈴山麗央は何者なのか
夜に隣同士壁を隔てて少しだけ会話をする漆間と麗央です。
麗央が何かを話そうとした時に漆間が少し冗談っぽい話をして「帰ったら行こう」という典型的な死亡フラグ発言をしてしまいます。
これは鈴山麗央の死亡という状況になってしまう可能性はあるでしょう。
離し終えて寝る時に「おやすみ漆間俊くん」とボソっと。
漆間には聞こえていませんでしたが、読者はこれで麗央が吉田が偽名で本当は漆間であることを知りました。
ということは漆間俊が起こした事件についても調べは付いているでしょう。
そこに革命倶楽部が絡んでいることも知っている気がします。
鈴山麗央が革命倶楽部側のスパイだった場合は漆間の行動は見つかっていると言えます。
自分の本当の意味での同士だと考えているのなら、麗央が姿を消した理由は安堂などに捕まってしまった可能性があるでしょう。
肥料になっていないとすれば、捕らえられて幹部たちに何かされているってこともありそうです。
麗央の行方と何者であるのかに注目です。
敵ではないことを願うばかりですが、そこはまだ分かりません。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
Source: マンガ好き.com
コメント