炎炎ノ消防隊298話のネタバレを掲載しています。298話では、シンラは炎に燃える星を青い地球に変えていく。シンラはまさに「神」と言われるほどの力を手にしていた。炎炎ノ消防隊298話の内容を知りたい方はご覧ください。
炎炎ノ消防隊298話のネタバレ
森羅万象マンが「涙も絶望もこの雨で流そうぜ」と言うと、絶望聖女は「絶望とは、どうやっても流れることがないから絶望なのです」と返す。
森羅万象マンが「どうかな?」「この雨はお前の涙が降らしたんだ」「雨が降って地が固まるように、お前の涙が世界を強くする」と言い放ち、大自然を生成する。
森羅万象マンが「渡り鳥って知ってるか?」「季節によって長い距離を移動して生活するんだ」「東京だけじゃない、渡り鳥の渡る先にも他の大陸もある」と言うと、アーサーは「炎の星が青い星に」と宇宙から地球の様子を見ていた。
絶望聖女が「やはりあなたは何もわかっていない」「大災害の完了でこの星を太陽にし、一度終わった悲しみをまた繰り返し始める気ですか」「あなたは人類の無意識を聞いて来なかったから、こんな無責任なことができるのです」「あなたは私に神と言いましたね?」「森羅万象の力を得て神になったのはあなたではないですか?」「また、この地上の地獄を無責任に創り出した悪魔とも言える神そのものです」と泣き出していく。
絶望聖女が「神よ、主よ、あなたはまた我々に苦しみをお与えになるのですね」「矛盾していようが神のあなたにとって、万物に平等の死の救いを与えようとすることがそんなにいけないことですか」「絶望から逃れることを許さないのですね、森羅万象マン」と言うと、森羅万象マンは「俺が、神?」と不思議がる。
ショウが「兄、たしかにこれではなんの解決にもなっていない」「俺も元白装束、聖女の進む道に共感した身だ」「ただ一時の感情で世界を再生しただけで、兄のしたことは解決策になっていない」「絶望を生み、それを受信し続ける聖女は人類の苦しみと共にまた聖女を苦しめるだけだ」「兄は一体何をするつもりだ?楽園を創るつもりか?」「しかし、楽園は確実に落ちるモノだぞ」と不安そうだった。
森羅万象マンは「これは?ハウメアが浴びてきた絶望」「こんなに可憐に咲く花々からも、無意志に放つ絶望」「俺からも」「それを彼女はずっと」とハウメアの心境を察していた。
絶望聖女が「あなたが言う火事場の馬鹿力も、この絶望から逃れるための苦肉の策にすぎません」「それに、そんなことができるのはあなたたちのような確立者、強い者しかできないことです」「あなたは弱者のことを考えたことがありますか?」「あなたは家族の死、誹謗を受けようとも何度でも立ち上がって突き進んだ」「そして、弱者を守る消防官に」「しかし、あなたが守ってきた弱者、そんな名も無き者のことを一度でも考えたことがありますか?」「弱者は絶望と戦う術を知らない」「だから、絶望を見ずに知らずにただ潰れていくのです」「そして、無意識として世界にあふれていく」「主よ、弱者をこの地獄から逃がさないおつもりですか」と問いかけると、森羅万象マンは「違う、俺は神じゃ」と返すも、ショウは「いや、今の兄が振るう力は神そのものだ」「兄よ、どうする?」とシンラの出方をうかがっていく。
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Source: サブかる
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