向井理さんのコミカル演技を見るのは新鮮だな〜…というのが第一の感想。
その手の役での北村有起哉さんはお見かけした事はあるんですけど、
向井さんは個人的には、ミステリアスな役か優男のイメージが強くて。
だから、言葉のイントネーションも、何て事ない台詞の言い方もいっちいち可笑しくて、
こんなに弾けた演技もこなされるのか!と、榎村のキャラを夢中で見てしまってましたよ〜(笑)
(特に「俺の中田みるくをか⤴︎えせ!」の裏返り具合が好きw)
もちろん、北村さんの、ちょっとなよっとした佇まいの安定感も言わずもがな。
他にも、原作由来とは言えど、性格は真反対で相性が合わなそうに見えて、
何だかんだでおとりよせのセンスや女性の趣味は合っていて、
でもって本を買うほどお互いを一作家として尊敬してて、作風も含めて好きで…という
この良い感じに拗れていてもどかしい気持ちにさせる関係性の設定描写も、
登場人物の仲の進展を応援したくなりがちな
ドラマ・出演者好き(主に女性?)の心理を突いてきていてよく練られていると思うし。
それをキャリアを重ねてきたお2人が演じるから、個性が頭に残りやすく、
会話劇のテンポ感もサクサクっとしていて、気軽に見たい深夜の時間帯には心地良い。
そして、乗り気じゃなかった2人がコラボを決めた理由が「そんな理由で!?」と
ツッコんでしまいたくなるようなオチの付け方も、コント風味を感じられて最高で、
深夜ドラマならではの味わいとも言える、ある種の軽さとくだらなさが
上手い具合に溶け込んだ作品だなぁ…という印象で見終える事が出来ました。
視聴前は「またグルメドラマか…」と思いつつ、
それでも、プライム帯で十分に活躍されている向井理さんと北村有起哉さんを
テレ東の深夜ドラマ(グルメドラマ)の主演に起用するという贅沢さに惹かれて
初回をチェックしてみましたが、メインで取り扱うおとりよせ以前に、
お2人のやり取りだけでも十分に見所になるし、楽しめるかもしれません。
ただ、前時間の「しろめし修行僧」はご飯がテーマ、本作はデザートがテーマとなると…
連続で視聴される方の胃袋はかなり抉られる事になるでしょうね(笑)
まだ控えている作品が山ほどあるので、本数を整理する機会も出てくると思いますが、
少なからず、本作の視聴は決定ですね。
昨日見たドラマに引き続き、こちらも視聴のみでゆるりと楽しませていただきます。
Source: りんころのひとりごと。
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