ザ・ハイスクール ヒーローズ 1話 感想|ニチアサへのリスペクト強め

ドラマ

 

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仮面ライダー戦隊シリーズを手掛けてきた脚本家やプロデューサーが集っているし、

制作に東映も関わっているので、

自由でクオリティの高い仕上がりになるんだろうな〜とは思っていましたが…

いやはや、コスチュームと言い、映像の質感と言い、歌詞付きの踊るEDと言い

想像以上に作り込まれていましたなぁ。

私が戦隊モノを見ていたのはマジレンジャーくらいまでだから

最近のヒーロー事情には疎いんですけど、とりあえず、

日曜の朝9時台にやっているニチアサを、学園モノ(部活青春モノ)と

7:3の割合でアレンジして出来たものを深夜枠に持ってきた

っていうのがよく伝わる内容でした(笑)

 

憧れのアカレンジャーへのリスペクトを立て襟に残し、

高校生が主体のドラマらしく制服がベースになっているスーツデザインも、

普段の戦隊モノでは見られないようなユニークさがあって面白いし。

ジャニーズのTHE・アイドルっぽさとエンディングも

「楽しませる」という意味合いでは結構利害が一致しているのかも。

既に6人揃っているし、1年間ではなく10話程度だろうから、

流石に前期と後期でエンディングを切り替える事はないとは考えつつ…

それに似たからくりがあったら楽しそうとか、つい想像が膨らんでしまいますね。

 

子供や長年のファンである大きなお友達だけでなく、

子供と一緒に見るお母さん世代も恐らくターゲットにした辺り、

ジャニーズも良い所に目をつけたなぁと思わされました。

 

ただ、そういった世代には受けそうでも、

いちドラマ好きの私から見たら…内容自体はいたって普通だったかなぁ。

つまらなくはないけど、面白いともはっきり言えない感じ。

先ほどの「ニチアサを〜持ってきたっていうのがよく伝わる内容でした」という文章も

ここにも関係していたから書いたものであって、

戦隊モノなら「新たな戦士が加入」「嫉妬や憎悪の感情を利用して闇落ち(敵化)させる」

「支配力のある組織の存在」「追加戦士として後に合流するのを匂わせる人物」、

学園モノなら「部員集め」「廃部の危機」「仲間と共に熱心に物事に打ち込む姿」など、

両者それぞれで王道のエピソードを繋ぎ合わせる内容になっているために、

結果的に”見た事ある”という印象が強く残ってしまうんですよねぇ。

 

さらに、本枠「オシドラサタデー」が「土曜ナイトドラマ」枠を吸収合併する形で

今期から1時間放送になった事がどう影響をもたらすのか。

初回は初期設定も兼ねているからまだ良いものの、

回によっては、戦隊モノなら30分で終わる内容が1時間に間延びする回が出てきそうで

少し心配ではあります…。

 

魔人アプリを勝手に他人のスマホに送りつけている飛馬(浮所飛貴)と学園長との関係性や、

アプリでヒーローになったり魔人になったり出来る謎の仕組みと

気になる部分はあるし、”あるあるドラマ”としても楽しめそうですが、

今後も感想を書くかどうかは不明です。

来週の感想がなかったら、視聴のみにしたって事でお察しください!

 

 

Source: りんころのひとりごと。

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