日曜の夜ぐらいは… 8話 感想|これはもうハプニングはない気がしてる。

ドラマ

 

 

日9視聴後に遅刻して本作を見始めたからなのか(後で冒頭部分を見返しはしました)、

サチ(清野菜名)がみんなに贈る言葉を若葉(生見愛瑠)が代理で読むシーンで

遺言…?最終回…??と錯覚してしまった事は置いといて(笑)

やっとこさ、カフェオープンに向けてそれぞれが動き始めましたね。

 

とは言え今回も”嵐の前の静けさ”に留まっており、

3人(6人)の幸せを阻む者たちが何かしでかしそうで

案外何もして来ない…という展開の連続ではあるので、

正直、話に物足りなさを感じ始めている自分もいるんですよねぇ。

もちろん、彼女たちが夢に向かって邁進していく姿は微笑ましいですし、

まだまだ好意的に見ている気持ちが強いんですけども…

やっぱり序盤の方で、いかにも疫病神かのように描いたインパクトの大きさが

未だに脳裏に焼き付いているからなんだと思います。

 

ただ、今回の内容を見る限りだと、もう残り数話で目立った騒動を描く事なく

ひたすらハッピーエンドで終わりそうな予感もしてきました。

そう感じた一番の理由としては、

「毎日楽しいなって思える事が、一番の復讐!」という言葉です。

次回予告でこの言葉が流れた当時は、まどか(矢田亜希子)辺りがお金を盗んで

店内も荒らして…っていう大悲劇を味わった後で、心折れそうになったサチが

必ずカフェを成功させて、相手を見返そうとして出た言葉なのかな?と

捉えていたんですけど、本編を見てみると違っていて。

復讐もただ単に「やり返す」って意味ではなく、話の前後を聞いていると

「もう過去なんて振り返らない。ポジティブな感情を貫いていけば何とかなる!」

の意味合いに近かったので、

そうなってくると、結末までにどんな過程を辿っていくのかが何となくは読めてしまうのです。

 

けれども、仮にまどかがまんまと騙されたままだったり、

博嗣(尾美としのり)が田所(橋本じゅん)にド正論で言いくるめられたままだったとしても、

翔子(岸井ゆきの)の家庭問題は簡単には行かない気がするので…

幸せを掴むならば、自分の身の回りの事にはきちんと向き合ってからに

して欲しいとは改めて思ってしまうんですよねぇ。

個人的には、最終回になっていきなり漂白!なんてオチが来るとモヤモヤする派なので。

そこらへんの落とし所をどうするのかは、とても気になります…。

 

 

話は打って変わって、サチにとって公園のパンダがどんな存在なのか?が

さり気なく知れたのは良かったですね。

「お母さんはそこから動けないけど、それは言い方変えれば、

そばにいつでもいてくれるって事だから」の言葉の後のパンダのカット。

サチからしたらきっと”母親の分身”で、

だから、本人に言いたくても言えなかった事を伝える形で

パンダに母親の姿を重ねていたのだろう…というのが読み取れました。

 

今回はいつもよりパンダのカットが多かったのが物語っていて、

サチのメッセージの通り「みんなのお母さん」になりつつあるんだろうな…と思うと、

徐々に年齢を超えたコミュニティが出来上がっていく様子に

ちょっと羨ましさもありつつ、ほっこりさせられもしたのでした。

 

↓前回の感想はこちら↓

 

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Source: りんころのひとりごと。

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