ゴシップ #彼女が知りたい本当の〇〇 6話 感想|SNSの苦い真実までをも映し出す

ドラマ

 

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※雑感集に加えるつもりでしたが、文字数がそこそこ多かったので単独の記事にしました。

それ用に書いた感想ではないので、多少雑かもしれません。どうかご了承くださいませm(_ _)m

 

本当に「届けたい相手に届いてくれれば良い」を地続きで描くドラマだなぁ…と。

従来の作り方によっては”カンフルNEWSのお陰”…

いわゆる”ヒーロー”に仕立てる事も出来たと思うけど、

過去に起こした行為はれっきとした悪であり、犯罪は犯罪だと結論づけた事、

完全に許す人情論押しの 綺麗なハッピーエンドでは終わらせなかった事。

そして…縦軸とキャンセルカルチャーとの結びつけ方も無理がなく、

最終的には「大事なのは自分が過去とどう向き合うか」で

双方落とし込む流れが実に素晴らしかったです。

 

また、キャンセルカルチャーで記憶に新しいのは東京五輪

でも、五輪だけに留まらず、アイドルにしても俳優にしても、

過去をほじくり出しては叩く習性がTwitter上ではよく見かけるようになった印象。

その上で、デマや噂ばかりが拡散されて、真相や続報はあまり反響に及ばないというのも、

現代の人々を皮肉っているようで身につまされる話でした…。

笹目(筧一郎)のストーカー行為もそうだけど、

多分人間って野次馬しがちなんだと思います。遠くで見ている方が”楽”ですからね。

 

ドラマというフィクションの世界なら、真相を暴くゴシップ業界が舞台でもあるから、

切り取られた部分である「卵を投げつけられた娘」についても

しっかり言及する事も可能だったかもしれません。

でも、あえてその後を描かなかったのは、

その後になんて興味がないという”人々の考えの表れ”だったのかな…という気もしました。

 

そして、縦軸を無駄に引き延ばさなかったのも英断でしたね。

最近のドラマは引き延ばし傾向にあるけど、

そうすると本筋の腰を追って悪影響を与えかねないから。そこら辺は潔い。

 

あとは、笹目がカメラマンとして加入してから新章といった所でしょうか…

彼を見る根津(溝端淳平)を意図的に映していたカットが気がかりですが、

あんまり三角関係の方向には寄せないように願いたいです。

逆に、瀬古(黒木華)と共通点のある(過去を知っている)彼の加入が新たな視点を運び、

一味効かせたお仕事ドラマを見たいかなぁ?

 

↓前回の感想はこちら↓

 

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Source: りんころのひとりごと。

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