※雑感集に加えるつもりでしたが、文字数がそこそこ多かったので単独の記事にしました。
それ用に書いた感想ではないので、多少雑かもしれません。どうかご了承くださいませm(_ _)m
うん。「1人の女の子を救うまでの物語」として見ればかなり見やすい。
そして、本筋はまた大きく動き出した感じ。
お弁当を届けない。父親はDVで、母親は周囲の存在がありながら剣幕を立てる…
そんな親の下で育っている万理華(毎田暖乃)の実態を知る圭介(堤真一)。
「僕が引き取る!」と言ってしまうのも無理はないなぁ。
その考えの元には少なからず、前回は迷子になって
“妻がまたいなくなってしまいそうで”心配していたのとは違い、
同じ娘を持つ父親として”女の子を助けてあげたい”気持ちが働いている事を願いたいです。
…まぁ少なからず、勢い余って「妻」というワードは出していないから、
変化はあると思っています。
で、吉田羊さんは羊さんで、何となく置かれた境遇的に
「生きるとか死ぬとか父親とか」の主人公と重なりますねぇ。
ぱっと見は酷いんだけど、一方で娘を思いやりたい気持ちはわずかでも残っているし。
でも、肝心の娘は自分を置いて、嘘をついてまでどこかへ行ってしまう。
旦那とも離婚したから…だから”裏切られた”って言葉が出てくるんでしょう。
結果的に、ぽっかりと空いた幸せを求めに走った先が
ヒロキの存在だったのだろうな…と、そんな背景は描き出せます。
ただの悪人とは捉えられない、いろんな事情を抱えているような
複雑な役が上手いなぁと改めて思わされました。
ただ、本筋はそんな感じで少しずつ興味を持てるようにはなっているんですけど…
前回で書いた「物語が散漫しそう」としたサブエピソードの部分は、
そのまま思惑通りに進んでいってるのが気がかりです。
新島家と白石家だけでも十分掘り下げ甲斐があり、充実してそうなんですが。
圭介に恋した女性社員はともかく…
今回新たに加わりそうな二者のストーカーの存在と、弟と高校生のくだりは
どうも本筋と繋がっていく内容には思えないんですよねぇ。
(原作通りかは不明ですが)何というか、
“尺を埋めるため”だけに作られたような印象が今の所は強いです。
↓前回の感想はこちら↓
Source: りんころのひとりごと。
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