結局書けずじまいだった2話の感想。
正直、今回も”面白くなかった”と断言したくなるくらいの出来だったため、
もうこのまま書かなくても良いかな…とも思ったんですが、
足りない頭を絞って、どうしてもモヤモヤする部分だけ書き残す事にしました。
ちなみに、結論から申し上げると、今回を最後の感想といたします。
まず、無駄な要素が圧倒的に多過ぎるんですよね。
事件に関する内容を7分程度で紹介した後は、
本筋に直接関係のないようなやり取りや演出ばかりが続く。
いや、「直接関係のない」とは言うものの、
(後から見直して台詞を聞き直せば…の話ですが)
会話の中には確かに事件の手がかりに繋がる話題は盛り込まれてはいるんです。
ただ、その話題の前後には、ほとんどは食べ物のアップや食卓を囲むカットが挿入されていたり、
特に耳をそば立てて聞く必要のない無駄話や小ネタが含まれていたり、
登場人物の超個人的な事情の提示でしかなかったり…。
内容の8割くらいは要らない情報だったと思っています。
せめて、崩し部分は崩し部分、事件の話は事件の話で分けてくれれば、
緩急に繋がるし聞く気にもなるんですが、
どうでも良いやり取りや会話の中にポツンと程度で事件についての話を織り交ぜていて、
しかもそれを延々と垂れ流していては
物語への没入感を薄めてしまうのも仕方ありません。
ネタ自体も笑えるんだったらまだ”作風”としてギリギリ受け入れられるものの、
変わった雰囲気を出そうとしたのが空回りしてスベっているだけなので…(汗)
そして、致命的なのは台詞量の多さ。
はっきり言って、本作が生み出しているのは”会話劇”ではなく”説明劇”です。
これはもう1話にも通ずる内容で、徐々に出てくる手がかりを
1つずつカメラを切り替えて撮る形で一旦整理整頓するのでも、
確実な証拠を視聴者に見せるのでもなく、常に誰かが喋っていて
ただずーっと台詞を並べ立てているのを聞かされているだけなので、
画面に面白味が生まれないんです。
だから惹かれづらいし、分かりづらい。
だから、登場人物の行為を理解出来ず「なんでこうなっているんだっけ?」
という疑問が生じる。
また、”台詞のみ”による怒涛の後出しじゃんけんも酷くて、
終盤まで無駄なやり取りが続いた状態から強引に事件を解決した所で、
面白いと感じる訳がないんですよね…。
そうするくらいだったら、本題には関係のない台詞を省いて、簡潔にさせて
もっと事件の手がかりを見せてくれ!と思ってしまいます。
うーん…本作も”役者ありき”で進んでいるのか、
「私出来る女なので」を演出しようとやたらと主人公の顔アップを挿入して
スタイリッシュに見せているのも、
アクセントどころか、むしろクドさを感じてしまいますね。
顔アップのカメラワークにする事で、表情に目がいってしまって
台詞が入り込みづらくさせている気がします。
2話でもそのクドさが顕著だったので、もうこの方向性で行くのかもしれませんが…。
ある意味第1章とも言える今回を見ても
難解さが拭える可能性は極めて低いと判断しましたし、
微妙な作品の感想を書くくらいだったら他の時間に充てたいというのが正直な気持ちなので、
感想はここで終わりとさせていただきます。
そのうち視聴もリタイアするかも…?
はぁ……今期の月曜日はダメダメですな…(滝汗)
↓1話の感想はこちら↓
Source: りんころのひとりごと。
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