カイジ(24億脱出編)412話のネタバレを含む考察となります。
※本編ネタバレを含みますのでご注意下さい。
マリオが発見されたのは中華屋でした。
再度包囲網ですが、この行方不明だった30分以上の空白時間。
ここに対して納得の理由が必要になります。
今回はその納得の理由についての解説になります。
カイジとチャンも百貨店に迎えに言っている様子。
カイジとチャンは車で向かっている
マリオはビールとつまみを食べています。
その中で改めて帝愛の包囲網完成。
まだ確保するのではなく泳がせている状況。
カイジが思った通りの状況になりました。
これでまだマリオが帝愛の包囲網に気付いたことを知らないというアドバンテージは生きた状態。
メールでのやり取りをしながらカイジとチャンも急いで車で向かいます。
ただし少しでも帝愛に気付かれたらおしまいです。
よって自然に昼下がりのビールを楽しむのが肝要。
ある意味でマリオが得意とするところでしょう。
遠藤も信じた様子
前回のカイジ411話での遠藤。
どこか信じていないのではないかと思わされました。
なぜ普通にビールを飲んでいた人間をこんなにも探しあてられなかったのか。
それについての疑問が明らかに顔に浮かんでいます。
しかしこれを西嶋が部下の報告から遠藤に伝えています。
要するに外からは少し見えにくい壁際で死角になっていたと説明します。
「ぬるいな」と遠藤は思いますが、それでも発見に至ったのだから一先ずは再包囲が完成したのだと安堵します。
カイジが考えた納得させる理由
再度包囲網が仕掛けられる20分前に、カイジとマリオはトイレで話していました。
ここからレストランに向かうのですが、数十分もの間をどうやって身を隠していたのか。
要するになぜ見つからなかったのかという違和感を払拭する必要があります。
先程の遠藤の表情がまさにそれでしょう。
そしてそのアリバイとしてカイジがマリオに注意点を伝えます。
まずは8階までは手薄であろう階段を使って登ります。
そして8階に向かって、仮にそこで鉢合わせても驚かずに平気な顔をして二軒目に突入すること。
ただ実際にはそんなことは起こらずに、更に死角となる柱の真隣に陣取ることに成功しました。
結果的に遠藤に報告したような「死角で発見が遅れた」という納得のアリバイが成立します。
これで帝愛側の疑いは晴れました。
カイジが考え出した二段ロケットの最初の関門を突破したことになります。
百貨店を出たところでいきなりダッシュ。
そのまま乗り込んでタクシーも同じ様に発車。
これで数十秒の遅れから見失わせる作戦です。
今カイジたちは車で向かっているところ。
作戦の成功を影で見守るつもりなのか、それともリスクを承知の上でカイジたちがタクシーの代わりをするのか。
最初の関門は突破したので、後はこの作戦の成功を祈るばかりでしょう。
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Source: マンガ好き.com
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