【キングダム】704話のネタバレ【李牧と現趙王幽繆王が邂逅】

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キングダム704話のネタバレを掲載しています。704話では、ついに秦軍の進軍が始まっていく。李牧たちが会議を進めていると、そこに現趙王の幽繆王が姿を見せる。キングダム704話の内容を知りたい方はご覧ください。

キングダム704話のネタバレ

カイネが李牧と家庭を築く夢を見ていた。

李牧がカイネを起こし「邯鄲に戻りますよ、すぐに準備を」と告げると、カイネは「夢かー、夢だよなー、正に夢」とがっかりしながら出発していく。

カイネが「邯鄲に戻らずこのまま李牧様と雁門に帰りたいなー、そして」と口にしてしまうと「やばい、寝ぼけて口から出ていた」「すっごい変なことを」と咳で誤魔化すが、李牧は「カイネ、いつか全てが終わったら一緒に雁門に帰りましょう」と告げた。

カイネが「え?今何か言いましたか、李牧様」と感動していると、李牧は「フフ、いいえ」とだけ返した。

宜安の下見から邯鄲に戻った李牧はすぐさま二所に早馬を送った。一方は司馬尚のいる青歌へ、もう一方は秦の東部最前線太原の北東に位置する趙の城狼孟へ。そして、その李牧の報を受け青歌から二人の将が現れた。

青歌の将が「青歌のカン・サロとジ・アガです、お見知りおきを」と挨拶すると、公孫布が「狼孟城主公孫布だ」「遠方より来てくれた」と返す。

公孫布が「李牧様の使いにより貴殿らの事は聞いている」「戦上手故この城の軍を率いてもらえと」と言うと、カン・サロが「いきなり来てぶしつけだとお思いなら共闘でも構いません」「狼孟軍は勇猛と聞いています、我らも多少精兵を連れて来たので共に」と返す。公孫布が「お心遣い感謝」「しかし、あの李牧殿の推挙されたお二人に何の不満が」「どうぞ我らが軍を手足のようにお使い下さい」と言うと、カン・サロが「狼孟の強さは名君の業と確信しました、李牧殿の言われていた通りです」と伝える。

公孫布が「して本当に、この狼孟が次の戦場になるのだろうか」「秦軍はもう平陽・武城、つまり邯鄲の喉元にまで迫ったと聞いている」「今さらこんな北の前線を攻めることはないと思っていたが」と尋ねると、カン・サロは「そうせざるを得なくしようとしているのです、李牧殿が」「李牧殿はまだ諦めていない上に大いなる勝利を狙っています」と伝える。公孫布が「国家存亡の戦いにこの狼孟が関わるのならば、我らは喜んで血を流そうぞ」と覚悟を口にすると、カン・サロが「私もジ・アガも同じ覚悟です、城主」「この狼孟は李牧殿の戦略の重要な初手となります、共に戦い役目を全うしましょう」と言う。

公孫布が「うむ、宜しく頼むカン将軍、ジ将軍」「いきなり立ち話で申し訳なかった」「酒宴を用意している、飲んで冷えた体を温めて下され」と告げると、ジ・アガが「有り難く」と返した。

公孫布が「それでは今宵は存分に飲もう」「秦軍が来るまではまだ少しありそうですから」と伝えると、カン・サロが「そうですね」「実際に連中が来るのは大分先です」「我らは十分に準備を整えながら」と言うと、公孫布も「ああ、待つとしよう」と言った。

狼孟が密かに軍強化に入った日から実に五ヶ月後であった、秦軍総司令昌平君が宜安攻略の大戦略を打ち上げたのは。内容は南から閼与を撃破して、北上してくる王翦・桓騎両軍と太原を通る秦北部・東部軍が合流して超大軍となり宜安を討つというものである。最初に慌ただしくなったのは平陽・武城の地であった。二城を引き継ぐ楊端和軍が到着したのだ。

信が楊端和と顔を合わせる。

楊端和が「ちょうど出陣するところか」と声をかけると、信が「ああ、顔が見れてよかった」「せっかく取った二城だ、しっかり守ってくれよ」と返す。

壁が「端和殿、それでは」と言うと、信が「え!?壁の兄ちゃんもオレ達と一緒に戦うの!?」と嬉しそうな反応を見せ、壁は「ああ、王翦将軍に呼ばれたのだ」「壁軍一万を率いて私も参戦するぞ」と返す。

キタリが「死ぬなよ壁、からかう奴がいなくなる」と伝えると、壁は「ああ、次は平地物語を私が教える番だ、待っていろキタリ殿」と返し、キタリが「ナジャラ族、壁将軍を頼んだぞ」と喝を入れる。

楊端和が「李牧が復活したと聞いている、気をつけて行け信」と伝えると、信が「ああ、分かってる」「あ楊端和、六将って何か首飾りもらったんだろ、見せてくれよ」と楊端和と絡むので、羌瘣が「はーやーくーいーくーぞー」と急かした。

すると桓騎軍本軍が出陣する。

同刻、武城からも王翦軍・楽華軍が出陣。

王翦軍と桓騎軍の連合軍がまず最初に狙うのは趙王都圏北西に位置する大都市閼与である。

邯鄲にて、「出ました、王翦軍・桓騎軍共に長城を迂回しながら北上」「閼与に向かっていると思われます、り、李牧様の言っていた通りに」と騒然となっていた。馬南慈が「いよいよ始まりますな、李牧様」と言うと、傅抵も「わざわざ死にに上がって来やがった」と言い、李牧は「よし、我々も動きますよ」「カイネは第一陣を指揮しなさい」と指示を飛ばす。

そこに「おー、盛り上がっておるな」と大王が現れる。

趙王が「あーよい、ちょっと近くを通っただけだ、ジャマはせぬ」「それに私は、お前達に疎ましく思われていることも知っている」と言うと、李牧は「滅相もございません」と返す。趙王が「自覚はある、こんな性分だからな」「ん?何だお前女か」とカイネの手をいきなり舐めると、李牧は「大王様、その者は我が軍の大切な将校です」と伝える。

趙王が「ならばやめておこう」「女、その手を私の前で拭いたら斬首にするぞ」「李牧、お前が兄嘉を推して戦ったことは知っている」「だが、私はお前のことを嫌っても好いてもいない」「郭開らと違って私はお前のことなどどうでもいいのだ」「私の興味は快楽に溺れていた父王を超える快楽の極みに達することだけだ」「故にお前のジャマをするようなバカなマネはせぬ」「その分お前にとっては父王の時よりかは幾分かマシであろう」と告げると、李牧が「王ならば国のことを考えるべきです」と意見し、趙王は「やめろ、次に私を諌めたらその舌を切り落とさせる」「余計なことは考えず戦いに集中しろ」「邯鄲の兵だろうと何でも好きに動かせなよい」「私がいつまで快楽の玉座にいられるかはお前にかかっている」「お前の命に替えても私の遊興の時を守り抜け、李牧」と告げた。李牧が「元よりそのつもり、趙国を滅させはしません」と返すと、趙王が「で?まずは閼与か?」「何か仕込みは?」と尋ね、李牧は「抜かりなく」「まずはこの閼与で王翦軍・桓騎軍を半分にします」と答えた。

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Source: サブかる

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