キングダム700話のネタバレ含む考察となります。
※本編ネタバレを含みますのでご注意下さい。
政と信の語らいで趙滅亡の覚悟を新たにします。
そして桓騎は女性とテントに。
その女性は被り物を置いています、それがあの砂鬼のものでした(砂鬼=女)。
予想出来る部分ながら、あれだけの残虐性を持つ人物が女性というのは驚きです。
そして扈輒が死に秦国軍が喉元に迫った事実は青歌にも急報として届くことになりました。
それではキングダム700話(確定ネタバレ含む)を考察していきます。
史実の李牧と桓騎の戦い
桓騎は李牧に殺される
信が政に影丘の戦いを説明する
頭を抱えた政のもとに現れた信です。
信も政の登場を驚いた訳ではありません、これについても後述されます。
その信と共に馬に乗って、見晴らしのいい場所に移動することになりました。
少し高台になっている丘で降りた二人、信は政に影丘の戦いについて説明します。
影丘のあった場所を指差して、飛信隊の新兵が切り立った崖を昇り、攻め抜いた事実。
その崖を登れたのが玉鳳の頑張りあってのものだという点。
また現れた巨大な強敵(岳白公)についてを説明している信です。
結果的に影丘を抜いて扈輒が用意した軍が動いたことで桓騎は本軍に攻め入ることが出来ました。
しかし、信たちとしても想像の外にある桓騎の策でした。
政も桓騎が「天才である」ことは認めています。
ただ今回の一件で分かるように発想は幼稚で子供と同じ。
信は大きな失態を犯す
楚の項燕に大敗する李信の史実
政に礼を言う信
ここで信は政が最前線に来てくれたことに礼を言います。
政としてはなぜ礼を言われるのか分かりません。
信は桓騎の虐殺を止められなかったこと、近くにいれば止めていても遠くに追いやられていました。
またそこから桓騎の元に向かおうと一時はしていますが、この点は河了貂が必死に止めました。
「飛信隊(新世代)と桓騎軍の戦争」
この発展になるのだとすれば、収められるのは政だけということになります。
政はそれでも桓騎を断罪することが出来なかったと言います。
摩論の一応ながら筋の通った説明と、扈輒という大将軍を討ち取った功績による不問。
実際に秦国にはまだ桓騎の力が必要だと政は考えています。
問題になるのはここから。
趙が滅ぶことになる
桓騎のようなやり方では相手の士気を引き上げてしまいます。
これから更に苦しくなってくる趙は必死の抵抗を行うでしょう。
それは信も分かっています。
近づけば近づくほどに趙の怒りは強まり、気持ちも高まってくるはずです。
信はそのことも既に受け入れて覚悟を決めています。
中華統一を成し遂げる王の金剛の剣として信は存在しているとここで改めて言及。
政は信に影丘の奥を指出して、その道の先に邯鄲に続く道があると説明します。
一度は紫夏(しか)と共に秦国へ逃げるために通ってきた道です。
そこに十数年の時を経て、また戻っていく、次は新たな支配者となるべく。
「趙が滅ぶ時」
政の中でも改めて一つの国を亡ぼす覚悟を持つに至りました。
趙よりも先に滅ぶ国がある
騰が韓を滅亡させる
砂鬼は女だった
続いて桓騎の状況です。
桓騎の本陣に現れるのは那貴。
裏切り者に話すことはないと突っぱねる感じも黒桜にはありますが、摩論や厘玉は違います。
那貴が聞きたいのは今の桓騎の状況です。
古参であった雷土の死が今回の虐殺を決めたのではないかと推察しています。
それは間違いありませんが、幹部の誰もそのことには触れません。
お頭がまた残虐性を表に出しただけと説明。
そして今その桓騎は天幕の中で一人の女性といます。
黒髪で細身に豊満な肉体を持ちながら背中と腕に連続する刃を茨か花状に形状されたタトゥーをした女性。
そこには砂鬼がかぶっていたマスクがあります。
「桓騎の怒り」について語った最古参である砂鬼が女であったことを示しています。
青歌の李牧のもとにも急報届く
嬴政はそのまま各地を見回って激励を飛ばしています。
そして連れてきた軍のほとんどを前線において失われた桓騎軍と玉鳳隊の補強を行いました。
最低限の兵団を連れて咸陽に戻っていた嬴政。
趙側でも各地に伝令が飛ばされています。
そしてようやく李牧と司馬尚のいる青歌にも急報が流れてきました。
軍総司令である扈輒大将軍の死と桓騎によって平陽と武城が失われる状況になった現実。
これを李牧が知ることになり、最低限の兵団を連れて咸陽に戻っていた嬴政。改めて趙の窮状を救うべく李牧が邯鄲に向かうのではないでしょうか。
キングダム700話の考察は以上となります。
趙滅亡の一端を担う将軍
羌瘣は史実で趙を滅亡させる
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Source: マンガ好き.com
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