ヒロアカの緑谷出久(デク)は6つの個性で無敵となる?本当の個性を考察

マンガ

今回は、『僕のヒーローアカデミア(通称ヒロアカ)』の主人公、緑谷出久(デク)が歴代継承者から引き継ぐ6つの個性やデクの本当の個性を考察したいと思います。

その主人公の緑谷出久は、No.1ヒーロー『オールマイト』に憧れ、彼のようになろうと、愚直に努力し続ける”行動派”ヒーローオタクです。

オールマイトからワンフォーオールを受け継ぎ、尋常じゃない速度で成長を続けています。

本記事では、ワンフォーオール歴代継承者の”6つの個性”や、デクの本当の”個性”、これから発現するであろう”個性”について考察しています。

本記事では、そんな緑谷に発現する”個性”と彼のこれまでの苦難や成長の過程について詳しくご紹介します。

緑谷出久(デク)とは

名前
緑谷出久(みどりや いずく、デク)
個性
ワン・フォー・オール(元:無個性)
身長166cm
誕生日7月15日(15歳)
血液型O型
出身地静岡県あたり
出身校折寺中学校
所属1年A組
ヒーロー名(仮)デク
声優(CV)山下大輝

小柄で緑色の髪の毛が特徴的な、僕のヒーローアカデミアの主人公!

子供の頃からヒーローが大好きで、特にNo.1ヒーローのオールマイトについては英雄視しています。

オールマイトの存在が原因かはわかりませんが、重度のヒーローオタクで、ヒーローの活躍や特徴をまとめたキャンパスノートを常日頃から持ち歩き、ことある毎に自分なりの考察などを書き留めています。

自分が無個性なのもあり、中学時代は爆豪勝己などからいじめの対象になったりと、結構ツライ過去を持つ彼ですが、それでもヒーローになることを諦めなかった彼は、オールマイトとの接触がきっかけになり、本格的にヒーローを目指すことになります。

緑谷出久(デク)は無個性だった

緑谷出久(デク)の”個性”は、ワン・フォー・オールと呼ばれるもので、ヒロアカの世界のNo.1ヒーロー『オールマイト』が使用する個性です。

ゆ~い

緑谷少年がワン・フォー・オールを手にする過程を簡単にご説明します!

「世界人口の8割が何らかの特異体質を持つ”超人社会”となった現代」

というのがヒロアカの舞台設定です。

個性の発現は”先天性”で、個人差がありますが、4歳頃までには個性が発現することが多いようです。

しかし、緑谷出久は“個性”が発現することなく、中学3年までずっと”無個性”の人間として過ごしてきました。

ゆ~い

緑谷少年は、4歳にして人間は皆平等ではないという現実を知ることになりました。

周りの同級生などは、”無個性”の緑谷少年をバカにし、緑谷少年はずっと虐げられます。

でも、緑谷少年は”無個性”を理由にヒーローになることを諦めませんでした。

そして、緑谷少年はある事件をきかっけにオールマイトと出会い、オールマイトからワン・フォー・オールの後継者として選ばれます。

ゆ~い

この辺はコミックスのvol.1で語られていましたね!

しかし、ヒロアカのファンの中では、”無個性”の緑谷少年が、実は本人すらも気づかないような隠れた”個性”を持っているんじゃないか?という仮説があります。

緑谷出久(デク)は実は個性持ち?



緑谷出久の個性は奪われていた!?

 

緑谷出久(デク)が現在保有する個性は2つに大別できる

元々は無個性だったデク。

しかし、作中では複数の”個性”を駆使しヴィランと戦っています。

今現在、デクは複数の”個性”を保有しており、それらは2種類に大別することができます。

デクが保有する2種類の”個性”
  1. オールマイトから引き継いだ『ワンフォーオール』
  2. 『ワンフォーオール』の中に眠っていた先代たちの”個性”

『ワンフォーオール』はヒロアカ読者の方であればお馴染みだと思います。

オールマイトが保有していた「超パワー」を有する”個性”で、他者への受け渡しが可能です。

そして、『ワンフォーオール』の中には歴代のワンフォーオール継承者の”個性”が眠っており、それらが次々と発現していっているのが今現在の状況となります。

ゆ~い

・ワンフォーオール
・先代たちの”個性”

それぞれ詳しく解説します!

緑谷出久(デク)が受け継いだ個性『ワン・フォー・オール』とは?

ワン・フォー・オールという”個性”は、シンプルに”身体機能を強化する”という能力でこのシンプルさ故に汎用性の高い”個性”です。

強化後の身体機能は、常人の身体能力を遥かに上回り、パンチを繰り出すだけで風圧を起こし、敵を吹き飛ばせる程の威力を出すことができます。

ゆ~い

オールマイトは、この力を上手に使ってNo.1ヒーローまで登りつめました。(本人はNo.1とか興味無さそうですが(笑)

また、ワン・フォー・オールは他の”個性”と少し違う性質を持っています。

ワン・フォー・オールは”先天的個性”ではない

”個性”は通常”先天的”なものですが、オールマイトはワン・フォー・オールを先天的に発現したのではありません。

オールマイトは、この”個性”を、師匠である”志村菜奈”という人物から”受け継いだ”のです。

そして志村もまた、その前の世代のワン・フォー・オール使用者から”個性”を譲渡されました。

ワン・フォー・オールは、このようにして世代を超えて受け継がれてきた”個性”なのです。

ゆ~い

志村は7代目、オールマイトは8代目、そして緑谷少年は9代目の継承者です!

ワンフォーオールを受け継ぐに至った経緯とは?

オールマイトは現役バリバリのように見えて、実はギリギリの状態でヒーロー活動を行っていました。

原因は、かつてオールフォーワンと戦った際に負った傷によるものです。

ゆ~い

強さは十分チート級なんですが、それでも衰亡気だったようです。

そのため、彼は自分の後継者となる人物を探すために、有望なヒーロー候補生が多く在籍する雄英高校ヒーロー科の教師となります。

でも、彼が教壇に立つ前に、ある事件がきっかけで緑谷出久と出会うことになります。

そして、緑谷の「助けを求めている人を見ると、頭より先に身体が動いてしまう」という性格に、ヒーローの資質を見出しワン・フォー・オールの後継者に選びました。

緑谷出久(デク)の中に眠る先代の個性を解説

ゆ~い

緑谷出久(デク)が受け継いだ「ワン・フォー・オール」という”個性”は、先代達の”個性”も引き継ぎ、後々それらが発現することが明らかになりました。

ここからは、これまで緑谷に発現した先代達の”個性”や、これから発現するであろう”個性”について考察します。

既に判明している”個性”

すでに判明している歴代継承者の”個性”をまとめます。(発現順)

①黒鞭(5th)

「黒鞭」の”個性”は、A組B組対抗戦の際に発現しました。頭で「掴みたい」と思うことで、遠くの物を黒い縄のようなもので掴むことができます。

また、デクにこの”個性”が発現した際にファンキーなおっちゃんが緑谷の脳内で「あと”6つ”個性が発現する」と言っていました。

このファンキーなおっちゃんの名は、「万縄大悟郎」で、ヒーロー名は『ラリアット』、ワン・フォー・オール第五代継承者です。覚醒後の死柄木戦では怒り狂った緑谷が「黒鞭」を乱用していました。

ゆ~い

瀬呂範太の”個性”と似ているのではないでしょうか。

最初は意識してもちょびっとしか出せなかった黒鞭ですが、鍛錬により段々と使いこなせるようになっています。

覚醒後の死柄木との戦闘ではガッツリ使っていました。

②浮遊(7th)

第七代目のワン・フォー・オール継承者である「志村菜奈」の”個性”です。本編のNo.257で明らかになりました。文字通り身体を宙に浮かすことができる”個性”です。

この”個性”の存在が明らかになってから長らく緑谷には発現しませんでしたが、覚醒後の死柄木との戦闘時に発現しています。

③危機感知(4th)

4代目のワン・フォー・オール継承者の”個性”です。286話で発現しました。

ワンフォーオール4代目継承者についてまとめ

デクの近くに強いヴィランがいたり、ヴィランからの攻撃意志を感知すると、デクの中でアラートが鳴り敵の攻撃を感知できるという仕組みのようです。戦闘時には未来予知に似た芸当が可能になり、戦局を左右する重要な”個性”です。

完全防御用の”個性”であり、攻撃に転用される描写は今のところありません。

④煙幕(6th)

デクが雄英高校を去り、街中で遭遇した脱獄囚のマスキュラーとの戦闘時に発現したワン・フォー・オール6代目継承者の”個性”です。

身体から煙を放出し、紛れることで身を隠すことができます。不意打ちなどに使えそうですが、これ単体では何の決定打にもならない”個性”です。

⑤八勁(3th)

デクがレディ・ナガンとの戦闘時に見せたワン・フォー・オール3代目継承者の”個性”です。(314話)

315話の解説によれば、一定の動作を繰り返すことでパワーを蓄積し、一気に放出することができる”個性”とのことです。

314話でデクが行っていた屈伸運動は力を溜める動作だったようです。また、その直後に高層ビルを地上から屋上までぶち抜くほどの大跳躍を見せ、『八勁』の威力の高さを見せました。

ワン・フォー・オールの「身体能力強化」の能力と組み合わせれば非常に強力な”個性”となりそうです。

 

最後の1つはどんな個性なのか考察

ワン・フォー・オール歴代継承者の”個性”は謎に包まれていましたが、最終章に入ってからは次々と明らかになり、ついに2代目継承者の”個性”の発現を待つのみとなりました。

下記表ではワン・フォー・オール歴代継承者の名前と”個性”をまとめています。

継承順名前個性
一代目死柄木与一(AFOの弟)
ワン・フォー・オール
二代目不明不明
三代目不明八勁
四代目四ノ森避影危機感知
五代目万縄大悟郎黒鞭
六代目〇〇煙 or 煙〇〇煙幕
七代目志村菜奈浮遊
八代目八木俊典無個性
九代目緑谷出久(デク)無個性

ワンフォーオール歴代継承者の”個性”もほぼ全て明らかになり、”個性”が判明していないのは2代目継承者のみとなりました。

2代目は一体どんな”個性”を有していたのでしょう?

爆豪に似た”個性”?

2代目継承者についての詳細は不明ですが、ビジュアルがデクの同級生の爆豪勝己と酷似しています。

顔だけでなくヒーローコスチュームも似ていますよね。よって、2代目の”個性”は爆豪の「爆破」に似た”個性”だと思われます。

緑谷出久(デク)の本当の個性は『未来を変える個性』?

緑谷出久(デク)の”本当の個性”は何なのか。

この件について、死穢八斎戒編の出来事を考察材料とし、導き出される仮説があります。

それは、「未来を変える個性」です。

これは僕のTwitterでも考察させていただきました。

ゆ~い

治崎 vs 緑谷でサーの『予知』が外れたのは、『緑谷の気合では無さそうだ』、というのが僕の持論です。

実は、サーの『予知』が外れたことについては理由が明らかになっておらず、未回収の伏線として残っているのです。

当サイトでは、この伏線にはヒロアカの物語を大きく左右する重大な事実が隠されていると考えています。

緑谷出久(デク)が個性を受け継いでからの成長

憧れのNo.1ヒーローに認められ、ワン・フォー・オールの後継者となった緑谷少年ですが、この”個性”を使いこなすには緑谷少年はまだ未熟です。

ワンフォーオールを無理に使いすぎて、何度も身体をボロボロにしました。

でも、ちょっとずつではありますが、話が進むにつれて”個性”のコントロールもできるようになります。

緑谷少年の成長を時系列で追っていきます!

オールマイトとトレーニング

デクの身体は貧弱で、まずワン・フォー・オールを受け継ぐことがきるだけの”器”としての身体を作る必要がありました。

デクはワン・フォー・オールを受け取るために、オールマイトの監修の元、トレーニングに励みます。

雄英高校に合格

ヒーローになるのが夢だった緑谷出久(デク)は、雄英高校への合格を志します。

雄英への入学には”個性”を持っていることが大前提です。

オールマイトとのトレーニングにより、試験日ギリギリでワン・フォー・オールを受け取ることができた緑谷少年は、試験内容はボロボロでしたが、ヒーローとしての心意気を評価され見事雄英に合格します。

ワンフォーオールの力に身体が耐えられずボロボロに

ワン・フォー・オールを受け継ぎ、雄英にも合格した緑谷少年でしたが、本人の実力はまだまだで、“個性”も満足にコントロールできていない状態でした。

そのため、ワン・フォー・オールを使うたびに重症を負い、腕が使えなくなる一歩手前までダメージが蓄積します。

グラントリノと出会い、個性のコントロールを学ぶ

職場体験で、オールマイトの師匠にあたる『グラントリノ』と出会い、個性のコントロール法をひらめきます。

MEMO

常時、ワン・フォー・オールを全身に纏わせる「ワン・フォー・オール・フルカウル」を習得する。(この時は最大出力の5%)

力のコントロールを身に付け、新たな戦闘スタイルを模索

これまでずっとオールマイトに憧れてきたからか、緑谷出久(デク)はパンチを軸にした戦闘スタイルで戦ってきました。

ですが、このことを「君はまだ、私に倣おうとしてるぞ」と指摘され、緑谷独自の新たな戦闘スタイルを考えるに至りました。

そして出来たのが、キックを軸に戦闘を行う「シュートスタイル」です。

ワン・フォー・オールフルカウル20%

八斎會編での、治崎vs緑谷出久(デク)の最終対決のときに見せた、フルカウルの出力を20%まで高めた技です。

知らずの内に20%の出力まで耐えることが出来る身体になっていました。

デラウェアスマッシュ・エアフォースを習得

ワン・フォー・オールを20%の出力で使用することができるとわかったところで、オールマイトからアドバイスにより習得しました。

実は、ワン・フォー・オールの15%出力で、風圧による攻撃が可能だったようです。

「黒鞭」を習得

雄英での「A組B組対抗戦」の際、緑谷少年の腕から急に黒い触手のようなものが出てきて暴走するという事件がありました。

実は、これはワンフォーオールを受け継いできた歴代ヒーローの個性の1つ「黒鞭」でした。

「浮遊」を習得

死柄木との戦闘の際に、ワンフォーオール7代目・志村奈々の”個性”「浮遊」を発現しています。

すでに「浮遊」も自在に扱える状態になっていると思われます。

「危機感知」を習得

死柄木との戦闘の際に「浮遊」の他にもう1つ、ワンフォーオール4代目・四ノ森避影の「危機感知」という”個性”を発現しています。

ただ、この”個性”に関しては爆豪の負傷が起因して感情が高ぶり、たまたま発動した感じなので、習得したとは言えないかもです。

発動条件や危機感知可能な範囲なども不明です。

「煙幕」を習得

雄英を出たデクが”ダツゴク”のマスキュラーとの戦闘の際に6代目の”個性”「煙幕」を使用しました。

この時すでにデクの精神世界では歴代継承者との対話が可能な状態ですので、”個性”の使い方なども直接教えてもらっていました。

「八勁」を習得

レディ・ナガンとの戦闘時に使用しました。発動方法など詳細は不明ですが、脚力を爆発的に高める”個性”だと思われます。

発現する”個性”は残り1つ

デクの中にはワン・フォー・オール歴代継承者の個性が「黒鞭」の他に“個性が6つ”眠っており、最終章に入ってから次々と発現しています。

まだ判明していない、歴代継承者の”個性”は2代目のみです。

ヒロアカの緑谷出久(デク)は6つの個性で無敵となる?本当の個性を考察 まとめ

いかがだったでしょうか!?

今回は、『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』の主人公「緑谷出久(デク)」の個性やワンフォーオールを受け継いでからの成長過程についてご紹介しました。

またワンフォーオール歴代継承者の”個性”や、緑谷の本当の”個性”、これから発現するであろう”個性”について考察いたしました。

ワンフォーオールを受け継いだ初期は全く使いこなせていませんでしたが、今では他の個性をどんどん発現しています。これも、努力家で正義感の強い緑谷(デク)だからこそ実現できたことでしょう。

ワン・フォー・オールが引き継がれたのが緑谷少年でよかった!

最近になって、緑谷出久(デク)の中の隠された”個性”が段々と明らかになってきました。本記事内でも考察させていただきましたが、実際はどうなるのか今から楽しみであります^^

緑谷出久(デク)の更なる成長に期待です!

緑谷出久(デク)はストーリー初期から比べると格段に強くなりました。

今では「1年A組の強さランキング」でも上位にランクインしています。

ヒロアカの強さランキング

 

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

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Source: 漫画考察日誌

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