朝からシャインマスカットが食卓に並び、優雅にコーヒーを入れ、
目玉焼きを準備しながら笑顔を見せる夫婦。
大金が手元にあってからの変化が分かりやすいったらありゃしなくて、
冒頭からソワソワします(汗)
でも、ぱっと見は絵に描いたような理想の朝食風景でも、
実際はフライパンがもう古いがために、目玉焼きがこびりついてしまい
中々取れないというアンバランスさが、
夫婦の現状を表しているようで、ちょっと皮肉が効いていてニヤッともさせられますね。
ソラ(森田想)の意識が戻り、記憶喪失でもなかったと分かってから焦り出す夫婦。
彼女の状態はどうなっているのか、自分たちの顔を覚えているのかを確認するために
ふとした思いつきで彼女のいる病室にやって来て、強気の態度に出てみるものの、
いざ本人が顔を出すと殺気に怯んで何も言えずに帰ってしまうし。
何とかして自分たちが犯罪者だとバレず、上手く収められないかと考えた咄嗟の作戦で
病院で偽騒動を起こし警察の目をくらませてみるけれども、
防犯カメラで確認したらすぐに不審者扱いされて、夫婦だと特定されるのも時間の問題でしょう。
(病院を扱ったドラマあるあるの「この病院、防犯カメラが
機能していないんじゃないか問題」は、本作では通用しないと思いたい…w)
やり口は闇バイトの人と同じようなもんなんですけど、彼らの場合、素人ですからね。
基本、行き当たりばったりなんですよ。
自分たちでは何とか上手く誤魔化せている、やっていけてると思い込んでいるつもりでも、
第三者からしたら穴だらけなので、恐ろしくて見てられないのです(汗)
で、終いには…とうとう殺人を犯しちゃった。
「最悪の事は覚悟しておかなくちゃ!」
ソラの喝が、まさしくその通り過ぎてね…(苦笑)
怪しい人間から奪った大金を所持するのなら、それなりの人生が待ち構えているもんです。
いや〜…まぁ、蒲池(加治将樹)は亡くなったんでしょうけど、
凶暴なキャラだっただけに、ブクブク泡を立てて這い上がってくる図が想像出来てしまって…w
そのうち、遺体で見つかると思いますし、
今回の件で、2人を襲う悪夢に拍車がかかるんじゃないかという気がします。
都合の良さは多少あったものの、
前回に引き続き、ハイスピードな展開で見入ってしまいます。
やっぱり、NHKの放送でCMがない事が功を奏してますね。
ハッピーエンドになる確率は1%もないかな…。
↓前回の感想はこちら↓
Source: りんころのひとりごと。
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