SUPER RICH 7話 感想|裏切り者はメガネくん!…って誰?

ドラマ

 

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いや〜、完全に比率が「恋愛:仕事=8.5:1.5」ですね。←毎回言ってるような…(汗)

初期設定はどこへやら。

貧乏とお金持ちという正反対の2人による考え方や、お金に対する価値観の違いが

すっかり描かれなくなってしまっている。←これも毎回言ってるような…(滝汗)

恋愛に関しては…まぁ、”連続ドラマ”らしく

時間経過で見せていく作りである事を考えれば、

恋愛したくなる時期があっても不思議ではないんですけどねぇ。

でも、本作の場合は、会社の現状や新事業を始めてからの収益といった”実態”が

あやふやなまま恋愛パートに逃げるから納得出来ないんですよ。

 

納得出来ないと感じた理由はもう1つあります。というか、ここまで見てきて今更気づきました。

なんか…ほぼ毎回、おんなじ内容やってません?

パクリ疑惑が勃発しただの。裏切り者は誰かを探るだの。

最終的には衛(江口のりこ)が不正を暴いて解決するだの。

毎回これらの使い回しなのは気のせいでしょうか?

本作は元々、「どん底に陥った主人公の波瀾万丈物語」を描く作品だったはず。

私が見たいのは、正義ぶって犯人に喝を入れたり悲しがったりする主人公じゃなくて、

金持ちの娘というプライドを捨てて人間臭く這い上がっていく主人公だったのに、

なんで「プチ勧善懲悪」みたいな話になっているんだか…(汗)

 

で、衛が不正を暴く姿を描く事で

なんとなく「仕事が出来る社長」であるように見せてしまっている所も凄く違和感。

確かに、空(町田啓太)を会社に誘うエピソードとか、

ブランク持ちの漫画家に「一緒に0から始めよう」と

二人三脚で支え合う姿勢を示すエピソードとか、

今残っている社員たちは、衛自身の”人間性“に惹かれて

ついて行こうと決めたのが伺える描写はあるんですけど、

それは別に”社長”以外の、偉い役職に置き換えても成立出来そうなんですよね。

社長に出世するくらいなんだから、

それだけの実績や腕前がふとした動きでも感じられないといけない。

なのに…大した活躍もしていなければ、

プライベートでは優(赤楚衛二)に翻弄されるシーンばかりが続くから、

今吉(中村ゆり)が辞めてしまいそうになるのも頷けてしまいます…。

 

冒頭であれだけ重大に見せた割には、犯人も誰…?って感じで。

wikipediaで調べたら5話からの出演で

「フランス語とタガログ語も堪能なトリリンガル」という設定がついていたんですけど、

ごめんなさい、マジで記憶にない(苦笑)

「誰1人覚えてないなんてバカばっかですね」多分多くの視聴者は君の事覚えてないよw

被害を受けた漫画家本人が許せばオッケー!で

あんな簡単に盗作事件が解決するのもびっくりもん。

海外にまでアップロードされているんですが…そこら辺、なかった事に出来るのかな。

まぁ、”フィクションの世界”だから良いのか?

 

やまとなでしこ」じゃなくて「ロンバケ」のパロディを盛り込むし、

↑どちらにしても必要性は感じないけど

今の所物語と結びつかない妊娠のくだりやLGBTも取り入れるし…

何がしたいのかよく分からんドラマだなぁという印象は続きますね。

 

↓前回の感想はこちら↓

rincoro-ht.hatenablog.com

 

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Source: りんころのひとりごと。

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