第2章…じゃないですけど、お互いが伊賀忍者と甲賀忍者の末裔であると認知した今、
これまでとは違った雰囲気になってきましたね。
忍者同士で敵対関係にあれば、本来、今回のように情報共有する機会はないでしょうし、
「実は〇〇やってたのは私で…」なんていうマル秘情報を得る事もなかったのかもしれません。
闘って終わりなはずの2人が「夫婦だから」「今までの幸せな日常を壊したくないから」
相手を尊重して歩み寄ろうとしている描写は、
“設定”を踏まえると不思議な魅力がありますし。
そして、2人の距離が縮まれば縮まるほど、それを良く思わないライバルの存在も出てくる訳で、
敵対関係”なのに”仲を取り戻しつつある夫婦の日常をもっと見たいと思う一方で、
甲賀忍者だとバレて、関係性がいつ壊れてしまうのかとハラハラする緊張感も同居していて、
その2つが結果的に「次回が気になる」興味へと繋がっています。
…また言いますけど、前回の内容が初回で、
今回の内容が2,3話辺りで放送されていたらな…と、改めて勿体なく感じてしまいました。
それにしても、宇良(藤原大祐)が忍者よりも忍者な件。
前々から思っていたんですけど、
忍者を本業としている人たちって、”忍び”が全然出来ていないんですよね(笑)
例えば…GPSを仕込んだ事については、宇良が悟郎(鈴木伸之)に教えるまで
誰もその線を疑う人がいないし。
姉妹どちらも癖で正体がバレちゃってますし。
普通に人通りのある公園で、雀(山本舞香)がしのびぃだというのも、
3話の任務の件も堂々と喋ってますし。
小夜(吉谷彩子)に至っては、「幼馴染のマウント」なんて
思った事をすぐ口に出すタイプですし。
宇良の賢さを見ていると、今までよく忍者やってこれたなぁ…とすら思えてきますw
したがって、甲賀忍者が”新”で、伊賀忍者が”旧”である事を度々強調しているものの、
詰めが甘い所は大して変わりない気がします。
最後まで「甲賀忍者vs伊賀忍者」の構図で続いていくんでしょうかね?
個人的には、どうも宇良が忍者説を捨てきれなくて…
最終章辺りで、どちらにも属さない新たな忍者一族が登場してきて、
赤巻議員を殺害した犯人が甲賀一族ではないと判明してから和解し、
両者が共闘する流れになってもアリなんじゃないかと思っております。
↓前回の感想はこちら↓
Source: りんころのひとりごと。
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