今となっては”元”となった元四皇のビッグマムことシャーロット・リンリン。
リンリンは食いわずらいの発動によって友達やカルメルを屠ってしまいました。
この時にソルソルの実の能力を得たのは過去の回想でも確定しています。
しかしそれから海賊になっていく過程で一度スタイルの良い美人になっています。
特に28歳の頃はジュエリーボニーに似た雰囲気すら纏っています。
これによって「リンリンはスベスベの実の能力を保持していたのではないか」という説が出てきていました。
悪魔の実を二つ取り込んだことになるビッグマム。
果たしてそんな事が可能なのでしょうか。
単に若い時に痩せていただけ説
ビッグマムがソルソルの実を食べ、後にスベスベの実を食べて、またソルソルの実を食べた。
この順番であれば、小さい頃に太っていたビッグマムが突然美しい姿になり、また熟年で大柄になったのも頷けるところでしょう。
ちなみに48歳の頃も中年になっていますが、今のビッグマムのような大柄で太っている様子ではありませんでした。
これはワンピース86巻の867話の後ろにあるSBSに描かれています。
そう考えると20年以上はスベスベの実で海賊をしていたことになるでしょう。
なんとなく違和感を抱くところでもあります。
それよりも女性的な感覚から少女時代は当たり前のように食べ続けていたのを、ダイエットして痩せたと考えても不自然ではありません。
ただ骨格ごと変化している様子も見えるので当然ながら悪魔の実を二つ食べた説は否定できないところでもあります。
悪魔の実を二つ食べていた
そもそも悪魔の実は二つ食べると死ぬはずではないのか。
これについては「死なない説」が有力になっています。
ベガパンクが予想した悪魔の実の本質。
「誰かの希望」が形となって現れたものであるなら、それを二つ食べたら「死ぬ」という恐怖の性質があるとは思えません。
確かに海には嫌われますが、本当の昔、ワンピースの世界がほとんど陸地だったとすれば、そこまで大きなマイナス要素ではなかったとも考えられます。
(ワンピースの世界は地軸が移動して陸地が大幅に減ったという説もある)
そういった状況からも「死ぬ」というペナルティではない可能性は十分にあります。
但し二つの能力を得るのではなく、もう一つ食べると先に食べた能力は上書きされることになります。
そして前の能力は近くの果物に移って悪魔の実が出現するということです。
ビッグマムは自分が宿していたソルソルの能力を宿した悪魔の実を持ち続けた上で、美貌を手にできるスベスベの能力を保持していたということになります。
どの時点で万国(トットランド)の構想に芽生えたのかは分かりませんが、カルメルとの思い出も含めて「もう一度ソルソルの能力を」と晩年に考えた可能性は十分にあるでしょう。
そう考えると「骨格ごと変化している」という少女期と晩年が大柄の太い体型で青年期から中年期の痩身体型の意味も理解できるでしょう。
アルビダがソルソルを手にする可能性
ビッグマムが仮に二つの悪魔の実を食べていたとしたら、今後アルビダがソルソルを手にする可能性があるのかという話にもなってきます。
確かにアルビダは少女期というよりも二十代の中盤でスベスベを手にするまで大柄な女でした。
コビーとルフィの出会いにもなった船で金棒を振り上げる姿はイカつさ丸出しです。
少なくとも男が寄り付くような類の女性ではなかったと言えるでしょう。
しかし今はスベスベの実を手にしたことで物凄い美女になっています。
元から自分を美人であると言わせる節があったので、非常にマッチした悪魔の実を手にしたと言えます。
大柄から美女になったというところが、ビッグマムと一致していることから、アルビダもソルソルの実の能力を得るのではないかとも言われています。
但しビッグマムは死亡しておらず「生きて後々登場する」という説もあるので、このあたりはまだまだ未知となっています。
最終章に入ってから多くの伏線が回収され、謎が解き明かされていますが、張り巡らされた謎の多さから短期での終結は不可能であろうと言われています。
まだまだ元四皇や悪魔の実の性質についても明らかになるところが多くありそうな状況。
一先ずビッグマムに関してはスベスベの実の能力者であった可能性もあれば、若い頃は単に痩せていたという可能性もあります。
どちらになるのか、それとも全く違う理由か、本編ではもう語られない可能性もあります。
またビッグマムの過去についてまた新たな情報が出次第更新していきます。
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Source: マンガ好き.com
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