社長になって下さい!と頼み込むほど、和佳(奈緒)のプロ根性を認めたくらいだから、
今度こそ本気でお魚ボックスに取り組んでくれるかと期待したら、
また「もうやらない」って。子供じゃないんだからさ…(苦笑)
今回の内容を見ていると、2話と3話の内容って必要なかったなぁと改めて思うんですよね。
特に2話ね。「俺の知らない所で話を進めてる」をぶり返していただけですから。
ぶっちゃけ言うと…初回のラストから今回の内容を直結させても
何ら支障がなかったような気もしています。
まぁ、それだと流石に端折られた部分も出てくるので…
例えば、初回のラストの流れで、2話は崖っぷちの状態から始まり、
もう後に引けなくなった主人公たちが
まずは手当たり次第に知人や琴平(渡辺大知)に送りつけて、
フィードバックを重ねたり、流山(速水もこみち)の振る舞いを受けて
魚がどんな風に流通されているのかを学んだりしながら
徐々に完成系へと近づけていく…という、”試行錯誤”を重点的に描いた話になっていたら、
ちゃんと「誰も挑戦した事のないビジネスをやっている」感じも出たんじゃないでしょうか。
っていうか…そもそも疑問なんですけど、
和佳はなぜ「東京で売る事」にこだわっているんですかね。
私が聞き逃しただけで、以前どこかで語っていたとか?
月100万の膨大な経費が出てしまう最大の原因って、そこにあるんじゃないかと思うんですよ。
舞台は山口県だから、東京まで行くとなったら交通費は食うし、時間もかかるし…
それを何回も繰り返したら、劇中でも言及されていた通りすぐ赤字に到達する訳で…
都心部で一番近い福岡や大阪を”実験場所”にしようと考えなかったのが不思議です。
そして、琴平を…じゃなくて、既にお付き合いのあるクライアントを
実験台にするのもかなり失礼。
向こうはお客さんに提供する側なんだから、
失敗したら「今回はここがダメだったね」では終わりません。
また似たような事を書きますが、ビニールを敷いてみて…プチプチを重ねてみて…を
琴平や知人に対して事前に試さなかったから、
代用品を買うという余計な出費が増えたんじゃないんですか?
なんか…勢いで突っ走る”主人公特性”を前面に出すのは良いんですが、
問題点の解決・改善が全然出来ていないから引っかかるんです。
終盤ではやっとお魚ボックスが軌道に乗り始めたようですけど、
それまでの流れがね…「氷使わせない」でケンカ…和佳のせいにするさんし船団員たち…
銀行に手を回した杉浦(梅沢富美男)…電話対応で大揉め…「わしゃもうボックスはやらん」…
騒動ばっかりで話が進まないので、なんだかなぁと。
和佳に内緒で、船団員たちが勝手にクレーム対応するという、
前回と同じく情報共有を怠ってしまった事。不十分な役割分担。金銭管理。
で…「運転資金さえあれば…」と言ってしまうほど、改善する意志が見えない主人公。
電話の受け答えであーだこーだと揉めるよりも前に、
今後の方針について話し合いを重ねる方が先じゃないか?と思えてなりませんでした。
ドラマなのにそこまで気にするか!?と言われそうですけどね。
でも、一度違和感を覚えたら中々消えないのが私なので…
公式が「リアル・サクセスストーリー」と銘打っているので…。
こういう考えの人もいるんだよって事で、お願いします(汗)
うーん、次回はまた、毎日模型作って暇そうにしている(苦笑)杉浦が悪さをするようですね。
正直、彼のパートはもう勘弁して欲しいです。
裏を優先しようかなぁ…どうしようかなぁ…。
↓前回の感想はこちら↓
Source: りんころのひとりごと。
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