ワンピース1062話で登場した6人のベガパンクたち。
忙しすぎる本体が「猫の手も借りたい」ということで「猫(サテライト)」と呼ばれています。
その名前がそれぞれ明らかにされて名前の由来や役割などが考察で語られていました。
- 正(シャカ)・・・全体の規律を守る役割
- 悪(リリス)・・・研究経費などを手に入れる役割
- 想(エジソン)・・アイデアを出す役割
- 知(ピタゴラス)・知恵と知識で現実にする役割
- 暴(アトラス)・・暴れて滞りを発散させる役割
- 欲(ヨーク)・・・ベガパンク本体の欲を継承する役割
これらの予想がファンの中でも多くされていました。
呼び名についても統一感がある訳ではありません。
名前の由来についても見ていきましょう。
ベガパンク01・正(シャカ)
ベガパンク01は美女だった02を戒めるような発言をしていました。
名前の雰囲気から見ても「規律」などを担っているのではないかと予想されます。
見る限りそれぞれのベガパンクも自由で無法に散らばりそうな雰囲気があります。
それらを制御しながら統制を取っているのが01の正(シャカ)ということでしょう。
名前の由来は仏教の祖である釈迦でしょう。
釈迦は別に物事を正したり、規律を整えた訳ではありませんが、仏教の祖という意味で全体の統率感は出るかもしれません。
ベガパンク02・悪(リリス)
リリスが最初に登場したベガパンクで美女でした。
ゾロたちを捕まえて、そのまま研究費を確保するために金品をよこせと迫ってきた人物です。
でも可愛い顔なので別に怖くはありません。
名前の悪というところから、性格的にも悪辣で「金を得る役割」を担っていると考えていいのかもしれません。
名前の由来はリリスで悪霊です。
男児を誘惑する存在として全裸でいる姿が描かれることが多いのもリリスなので美女であるのも分かります。
ちなみにリリスの起源は古代メソポタミアの悪霊でサキュバスを派生させたとも言われています。
旧約聖書の中ではアダムの最初の妻として存在していました。
ベガパンク03・想(エジソン)
ベガパンク03は想で読み仮名はエジソンでした。
発明の父とも呼ばれるほどに凄まじいほどの発明をした人物です。
有名なものでは蓄音機に白熱電球でしょう。
アメリカでの電力を寡占化させた人物であり、超有名企業であるゼネラル・エレクトリックを創設しました。
エジソンという名前に想の漢字で「発想や発明」を主眼にした存在であるのが分かります。
アイデアを導き出す0⇒1の創出担当と言えそうです。
ベガパンク04・知(ピタゴラス)
ベガパンク04は知でピタゴラスです。
ピタゴラスも有名な古代ギリシアの数学者です。
サモスの賢人と呼ばれていた存在で教団をつくって知識が外に出ないようにした人物でもあります。
今となってはピタゴラス本人よりもピタゴラスの定理や、ピタゴラスという玩具が人気で知っている人が多いでしょう。
子供だと「あれ人の名前だったの！？」ってこともあるかもしれません。
ちなみにピタゴラスは完全数と友愛数を愛したために無理数を発見した教団員を殺しています。
当時の天才ピタゴラスが、この無理数の存在を認めて、更に外に情報を出していたら数学の発展は更に進んでいたのかもしれません。
そんなピタゴラスの名がついた存在だけにベガパンク04の知は知識や知恵という分野を担っていると考えて良さそうです。
分析や検算のようなことをしているのか、もしくはアイデアだったものを現実にする役割なのかもしれません。
ベガパンク05・暴(アトラス)
ベガパンク05の暴(アトラス)はルフィとボニーたちが出会ったベガパンクです。
ホログラムを殴るなど、次元の違う技術を見せてくれた人物。
ただいきなり暴力を振るった様子を見て、担当はそのまま暴れるってことでしょう。
もしかしたら溜まったストレスなどを発散する役割があるのかもしれません。
ちなみにギリシャ神話にもアトラスが登場しています。
アトラスは支える者、耐える者という意味があるので、そのまま耐えて耐えて、そして暴力で発散タイプとも言えそうです。
ベガパンク06・欲(ヨーク)
最後のベガパンク06は欲でヨークという名前です。
ヨークが欲の読みから来ている可能性もありそう。
よってこのヨークだけは「他のサテライトとは違う存在」と言えるのかもしれません。
言ってみればベガパンクが隠した本当の欲がこの06に紡がれているのではないでしょうか。
このヨークがルフィと呼応して、最終的に味方のような存在になる気がしてなりません。
そしてCP0に決して殺されてはいけない存在。
これはベガパンク06のヨークなのかもしれません。
実はヨークこそが本体なんてこともありそうな予感。
ベガパンクの六種類
以上がワンピース1062話で存在が確認されたベガパンクの六種類です。
それぞれの名前と役割が違っているところ。
その特徴も異なっているので、その中に一番重要なものが隠されているのでしょう。
06の欲だと予想しますが、果たしてそれぞれどんな人物で、最終的にどんな結末が待っているのか。
また詳細が分かり次第更新していきます。
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Source: マンガ好き.com
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