呪術廻戦の領域展開を一覧で解説!使える人は誰?

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今回は、呪術廻戦において奥義ともいえる領域展開が使える登場人物たちを一覧にまとめました。

呪術廻戦では領域展開という呪術師達にとっての奥義ともいえる技が存在し、領域展開を発動できるのはほんの一握りしかいません。そして、領域展開は発動者ごとに特徴的な名前や手の形などが設定されており、多くの読者がポーズを真似していました。

本記事では本誌159話までに描かれた領域展開について、発動者それぞれの必中効果などを紹介していきます。

【呪術廻戦】領域展開とは?

 

人間が生まれながらに持つ心の中の心象風景を生得領域と言い、その生得領域に術式を付与し呪力で構築することを領域展開と言います。

領域を展開することで結界内の術式が必中になったり、術者の能力値が上昇したりと発動者にとって有利な結界となります。領域展開は、勝負の決着ともなり得ることから呪術戦の極致と称されています。

ただ、領域展開は莫大な呪力を消費するため、展開後には術式の使用が困難になるというデメリットがあるのです。

【呪術廻戦】領域展開:使える人一覧

本誌159話までに描かれている領域展開と使用者について一覧にまとめました。

無量空処(むりょうくうしょ)・五条悟

 

呪術界最強の五条悟が発動する領域は無量空処と言い、対象を無下限内部へと引き込む技です。

領域内に引き込まれた対象者は知覚や伝達といったあらゆる生命活動に対し、無限回の作業を強制する効果があります。対象者は無限の情報を流し込まれ緩やかに死へと向かっていくのです。

五条悟の領域展開・術式の詳しい情報はこちら

また、渋谷事変でも描かれたように無量空処の中に非術師が引き込まれた場合、数秒だとしても廃人になってしまうほど強力で、非術師が廃人にならない時間はおよそ0.2秒のみでした。

また、0.2秒の無量空処でもおよそ半年分の情報を流し込むことができ、対象は気を失ってしまいます。

伏魔御厨子(ふくまみづし)・両面宿儺

 

一般的な領域展開は結界で空間を分断していますが、宿儺の領域展開は結界で空間を分断しないことで相手に逃げ道を与えるという縛りにより術式の必中効果範囲を広げることができます。

その範囲は、最大で半径約200mに及びます。そしてその効果範囲は宿儺の裁量で調整することも可能なのです。

そして必中範囲内の人やモノすべてを対象に、呪力を帯びたモノには呪力差・強度に応じ一太刀で対象を卸す「捌」が、呪力の無いモノには通常の斬撃「解」が、伏魔御厨子が消えるまで絶え間なく浴びせられます。

→両面宿儺の領域展開・指の形などについて詳しく知りたい方はこちら

蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせん)・漏瑚

 

蓋棺鉄囲山は、活火山の火口内部の様に灼熱の領域です。

必中効果以前に並みの術師であれば領域に入ったその時点で身が焼き切れるほど危険な空間です。マグマを対象に向けて噴出すれば、対象を塵にすることも出来ます。

更に、術者の指先一つで追い打ちをすることも可能で、超高温のマグマの追撃をまともに受ければ、灰すら残らずに蒸発するでしょう。

自閉円頓裹(じへいえんどんか)・真人

 

自閉円頓裹は真人の術式である無為転変が必中となる効果があります。五条と同じく領域内に引き込んだ時点で勝ちが確定する領域です。

無為転変は両手で触れた者の魂を変えることで姿形を変形することができるため、真人は無為転変を使用し非術師を変形させ改造人間をストックしていました。無為転変は両手で触れなければ魂を変形させられることはありませんが、これが領域展開になると話は変わります。

この無為転変が必中になってしまうため、並みの術師や非術師であれば引き込まれた時点で魂の形を変形させられてしまうでしょう。

蕩蘊平線(たううんへいせん)・陀艮

 

蕩蘊平線は穏やかに凪いだ海が心を和ませる南国風景の領域です。

領域内では陀艮の術式である死累累湧軍が必中となり、攻撃面が特に強化されます。死累累湧軍は、海に紐づく術式で、大量の水や海洋生物の式神を操り攻撃します。この術式は圧倒的な攻撃面の強化が見込まれますが、防御としてや相手の虚を突く攻撃もできるため攻守ともに優れています。

蕩蘊平線の中ではその死累累湧軍が必中となるため、1級術師でも攻撃を防ぐのに手いっぱいになるほど強力な技です。

嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)・伏黒恵

 

嵌合暗翳庭は領域全体に影の沼を作り、式神の即座顕現や伏黒自身の分身を精製したり影法術を存分に活用できる領域となっています。

調伏済みの式神であれば即座に顕現できるため、残りの式神を調伏すれば戦闘方法も広がるでしょう。

伏黒の式神の能力・種類について知りたい方はこちら

また、式神を使用し相手を陽動しつつ、相手の影に身を潜め油断したところでとどめを刺すことも可能でしょう。伏黒の領域はまだまだ未熟で、アイデア次第では様々な戦闘方法があるためこれからもっと注目されるのではないでしょうか。

名称不明・花御

 

花御は渋谷事変にて五条の手によって祓われており、作中で領域を展開することはありませんでした。

作者の芥見先生は、花御の領域展開を描く予定はもともとなかったが、描くとしたら左肩にある供花から放出されるソーラービームが領域内で必中になるなどと発言しています。

京都姉妹校交流会にて、東堂・虎杖との戦闘中に発動しようとしていましたが五条の登場により発動することなく終了しましたが、花御が領域を展開するのには条件があると考えられます。

恐らくソーラービームは高出力のビームをある一定の範囲に放出する技で、植物から奪い溜め込んだ呪力が無くなるまでの条件があると思われます。この場合、一定の時間内に高確率でソーラービームを対象に当てなければならないため、東堂などの確実に回避ができるレベルの術師にとってはそんなに怖いものではありません。

そのため、相手の力量や術式によって領域を展開し逃げ道をなくすために発動するのではないでしょうか。

名称不明・疱瘡婆

 

正式名称は「特級特定疾病呪霊疱瘡婆」です。

疱瘡婆が領域を展開した時点で対象を棺桶に拘束、墓石で埋葬、3カウント開始という流れが領域内の必中効果となります。そして、3カウント以内に棺桶から脱出することができなければ病に罹り死ぬという技です。

また、棺桶から脱出できたとしても、すぐに棺桶による拘束が発動し、墓石落下によるダメージで標的を徐々に弱らせ追い詰めていきます。

しかしこの領域は、必中術式が1人ずつしか発動しません。標的となる基準は呪力の強い者を反射的に選択しています。

疱瘡婆と疱瘡神

作中で、偽夏油は特級特定疾病呪霊「疱瘡神」と発言していましたが、後に語られた設定では作者の芥見先生から疱瘡神ではなく疱瘡婆が正しいと訂正されていました。

領域展開の一般的な効果

領域を展開するのには大量の呪力を消費しますが、その分利点があり主に2つの効果があります。

術式が必中となる

領域内で発動した術式は必ず当たります。例えば、五条は常に無下限呪術を発動しているため触れる事すらできませんが、より濃い領域で中和することによって術式が当たるようになるのです。

領域内では絶対に術式が当たるようになるため、回避に特化した術師がいる場合には領域内に閉じ込めることで逃げ場を失くし勝機を掴むことも可能となります。

ステータスが上昇する

領域内は発動者の生得領域を映し出したものとなるため、五条悟であれば無限(宇宙)だったり、漏瑚であれば火山の火口内部であったりとテーマが決まっています。

そしてその領域内では環境要因により、発動者の能力値が上昇します。ゲームでいうバフみたいなものです。

 

領域展開への対処法

発動者にとって有利となる領域展開ではありますが、その大技にも対処法があります。

こちらも領域を展開する

領域展開に対抗する最も有効な手段は、こちらも領域を展開することです。

相性や呪力量にもよりますが、領域が同時に展開されたとき、より洗練された術がその場を制します。例えば、五条対漏瑚の戦闘シーンでは、漏瑚の領域展開に対し五条の領域が押し勝っていました。

呪力で攻撃を防御する

最も有効な手段はこちらも領域を展開することですが、領域を展開することができる術師は限られているため大体の術師は呪力で攻撃を防御するしかありません。

五条の様に防御するような術式でない場合や、宿儺の様に防御できないほど畳みかけられる術式のような領域展開でなければ防御することは可能でしょう。

ただ、発動者の能力値が上昇することから、並みの術師では防御することすらも容易ではないでしょう。

領域外へ脱出する

あまりおすすめではありませんが、領域外に脱出する選択もあります。

ただ、これは大抵失敗に終わります。何故かというと、領域の中身と外身では体積がまるで違うので、閉じ込められた後では結界を壊そうにも縁が分からないからです。

また領域展開は、対象者を中に閉じ込めることに特化した結界になるため中から外への刺激には強くできています。逆に外からの攻撃には弱いため、領域の外から穴を開けられた場合には逃げられる可能性はあります。

例えば、真人が七海を領域内に閉じ込めた際に、虎杖が外から領域に入ったことがありました。また、渋谷事変にて陀艮の領域内に伏黒が穴を開けたこともありました。

ただ、外からの援護が見込めない場合は、外に逃げることはまず無理でしょう。

 

簡易領域で対抗する

簡易領域を発動し、対抗することも可能です。

簡易領域は領域展開と違い少ない呪力量で発動ができます。領域内で技が発動された場合、自身を中心に半径何m以内に来た呪力の籠った攻撃をオートマで中和することができます。

しかし、この簡易領域は門外不出という縛りがあるため門徒でないと使用ができず、簡易領域が使用できない術師はこの方法を用いることはできません。

 

落花の情

代々、御三家に伝わる対領域の術です。簡易領域とは違い自ら領域を展開しませんが、相手が発動した必中の術式が触れた瞬間に、自身の呪力を解放して身を守る術です。

呪術廻戦の領域展開を一覧で解説!できる人は誰? まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、呪術廻戦において奥義ともいえる領域展開が使える登場人物たちと領域展開についてまとめました。

領域展開を使用できる術師は少なく、159話時点で5人のみとなっています。これから登場するキャラクターたちの中にも領域展開が使える術師もいると思いますし、特級術師たちの領域も描かれていませんので、これから様々な領域が見れるのではないでしょうか。

 

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

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Source: 漫画考察日誌

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