食堂のリノベと、大家族が住む家のリノベという複数案件。
有川(原田泰造)が蔵之介(遠藤憲一)に恨みを持つ理由と、プロジェクトの企み。
そして、蔵之介がグローバルにいた頃の話。
前回で恋愛のゴタゴタが解決したと思ったら、
今度は違う所に潜んでいる魔物たちを倒さなきゃ…ですね。
お陰で、1話完結型のエピソードであろう大家族の方のリノベが
少しぼやけてしまった感は否めず。
(上の子が自立面でも家事面でも重圧をかけられがちな大家族も、リノベで解決出来る意外性と、
キラキラネームも「宝物だから」という回収の仕方が、ほっこりして素敵だっただけに…。)
まぁ…それもこれも、元カノだの、ライバルだの、
仕事とは関係のない恋愛要素を今まで引き延ばし過ぎたのが、
最終回に来て盛り込み具合のバランスが悪いと感じる原因になっているんですけども…(汗)
もうこの件は置いといて。
有川のエピソードに関しては、大惨事を起こして反省・改善ではなく、
悪い方に手を染めてしまう気持ちも何となく分かる気はするんですよねぇ。
尊敬していた先輩に裏切られた。1人ぼっちにさせられた。
そこには「先輩にはここを辞めても帰れる(=継げる)場所がある」
「でも俺にはここしかない」という恨みや羨望が含まれているんでしょう。
だから、円卓会を作っては部下たちを囲い込み、部下たちに逃げられないように執着する。
前回の感想では、小梅(波瑠)と玄之介(間宮祥太朗)の未来の家をリノベするのか?
なんて書きましたけど、それは匂わせ程度で終わり、
2人がバディでのお仕事を通して、人となりや仕事観が変わっていったように、
有川の人生がリノベされていく様子も描かれていくのかもしれませんね。
想像するとするなら…食堂のリノベが、彼の心を解きほぐすきっかけになるのかな?
本作は基本的に、気軽に楽しめる雰囲気で作られているので、
大団円で終わるだろうと確信しております。
小梅が戻ってきて、蔵之介と有川の因縁関係が少しだけ解消されて、
食堂のリノベも無事に出来て、仲直りもして…。
最終回もまたてんこ盛りにはなりそうですが、
見ていて微笑ましくなれるような終わり方だったら、それで良いかなぁと思ってます。
ところで…ダイニングテーブルの1つ1つの引き出しに
カトラリーを戻していく仕組みだけは、面倒臭そうだと思うのは私だけですかね?(笑)
多分、いつも子供が座っている席に合わせて、片付けて行くんでしょ?
箸とスプーンとフォークとで、それぞれ円柱の陶器に入れて一まとめにしたら
小さい子供でも手軽に出来そうですけどねぇ…。
↓前回の感想はこちら↓
Source: りんころのひとりごと。
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