キングダム728話のネタバレを含む考察となります。
※本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
氾善の紅春と呼ばれる井闌車に加えて、現れたのは砂鬼。
狙うは宜安城。
別働隊として準備されたこの桓騎軍の二つの部隊と合流した飛信隊と楽華隊の残数一万。
これで宜安城を強襲することで陥落を目指すことが可能です。
まずはその前に桓騎軍の妻的な存在と言っても過言ではない砂鬼が語る桓騎の正体とは。
それではキングダム728話を考察していきます。
キングダム728話ネタバレ情報1・氾善は宜安城狙い
狙っているのは宜安城
桓騎軍の氾善。
そして解体された井闌車である六代紅春。
この二つの符合、それは攻城戦です。
桓騎の本軍とは別動として動いていた氾善の部隊。
しかし先で趙の包囲を食らって本軍は当たり前ですが宜安に向かうことが出来ていません。
信や河了貂、そして愛閃たちを含めて氾善の言う「宜安城」という狙いを聞いて考えます。
今のまま敗走したところで退路は塞がれているでしょう。
今の状況なら城を陥落させてしまう方が生存率の観点から考えても分があるはず。
今なら井闌車を使って一気呵成に落城を目指すことも可能と言えます。
悪くない戦略、そして史実にも合致するところです。
趙よりも先に滅ぶ国がある
騰が韓を滅亡させる
キングダム728話ネタバレ情報2・砂鬼という拷問一家
宜安城の内部で拷問をして情報聞き出し係となる砂鬼も現る
この森にもう一つの桓騎軍の一家。
得体が知れないって意味では最上位に位置するであろう砂鬼。
そして考えるに桓騎と最も親しく、世間的に見れば妻という範疇に入る女性です。
但し女性であることを知っているのはおそらく一家の面々を除けば桓騎だけでしょう。
実際に砂鬼については最古参ということ以外那貴でも全く知りません。
なぜそんな一家が氾善と共に進んでいたのか。
理由は簡単です。
<span style="background-color: #ffff7f;"「宜安城の人間から拷問によって情報を聞き出すため」
そもそもが砂鬼一家は戦闘部隊ではありません。
情報戦のトップと言える存在で拷問をして必ず秘密を焙り出すことが出来る存在。
ある意味では桓騎軍にとって戦における本当の要と言える一家と言えるかもしれません。
いつも死神の鎌みたいな武器を持っているのが不穏な空気感を助長しています。
実際に中華で捕まったら最後というか、死ぬよりも悲惨な目にあう存在というのが砂鬼一家でしょう。
死神より怖いと言っていいのかもしれません。
そうやって戦闘を有利に運ばせてきた桓騎、そんな馬鹿げた者たちを城に近づけることを信が許すか。
許すはずがないでしょう。
キングダム728話ネタバレ情報3・砂鬼の素顔と桓騎の話
・砂鬼が規格外の美女で桓騎にとって最高のパートナー
・桓騎について話す砂鬼(内容は次回)
宜安城を狙うという話は了解しても、拷問部隊を連れていくことを許容はしないでしょう。
しかしここは那貴の出番。
砂鬼一家としても桓騎の命じられた通り宜安の城を落とす必要があります。
そうしなければ今のままなら桓騎は殺されてしまいます。
時間との勝負でもある今の戦況。
だからこそ飛信隊と楽華隊の力を借りる必要がある。
桓騎の本体軍がいなくなったのですから、これは必須です。
そして那貴がここで砂鬼に桓騎について語ってもらう条件を出しました。
秘密だらけだった桓騎。
その桓騎の中に潜んでいる怒りそのものを最古参である砂鬼に語ってもらう。
那貴の純粋な好奇心もあったでしょうが、一体何者なのかを知ることは信たちにとっても重要なことでしょう。
今までの行動を振り返ってみても「通常の思考では理解できない」のが桓騎でした。
残虐非道ですが、結果を見れば一番軍の被害が少なく済んでいたというケースが黒羊ではありました。
そして扈輒戦においては大量の犠牲者を出しながらも趙の軍曹司令である扈輒を討ち取りました。
やはり単に残虐というでは説明がつかない行動ばかり。
現代で言うところのサイコパスのような存在ではありません。
桓騎に一体これまでに何があり、どうして盗賊を取りまとめる必要があったのか。
そもそも桓騎とはどこの誰で何者なのか。
登場時からなぞだらけで戦の天才ということ以外は判明していなかった桓騎。
遂に砂鬼によって語れることになります。
キングダム728話ではまだ内容については触れられていません。
砂鬼が男だと思いこんでいた信や那貴、他の全ての面々も同じでしょう。
そこに顕になったのが絶世の美女。
楊端和や河了貂、羌瘣ともまた違ったタイプのどこか儚げに見える美女。
読者は一度桓騎の天幕にて裸体を見せていた砂鬼を確認していますが、正面から捉えたのは初めて。
最古参の親友とかではなく、妻に近い存在。
ベストパートナーとでもいいましょうか、桓騎の全てを知る砂鬼が何を語るのか注目されます。
次回キングダム729話は桓騎の過去回想まで入っていく可能性もありそうです。
※史実に基づく独自の見解も織り交ぜたものになっています。解釈の誤りも存在する可能性がありますので必要に応じて歴史書などを御覧ください。
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Source: マンガ好き.com
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