キングダムネタバレ724話|考察|李牧が桓騎の弱点を狙って攻める!外に出た両翼は無視

何とか包囲網を脱出した飛信隊と楽華隊

蒙恬は傷ついたし、両軍ともに相当数の兵を失った戦況。

万全の状態とは言えない飛信隊と楽華隊になりましたが、一先ず包囲の外には出られました。

但し、これについて李牧は称賛すれど戦局的に別に気にもしていない様子が伝わりました。

さすが史実でも最強クラスと呼ばれる李牧大将軍だけあります。

狙うは桓騎のみと定めて動き出す李牧率いる大軍勢です。

李牧は史実でも強すぎる武将だった

両翼は外に弾いておく

包囲網の外に出た飛信隊と楽華隊。

これには李牧も少なからず驚きを見せました。

それは李信に対する称賛と呼べるものでもあります。

但し戦局が揺らいだことへの驚きではなく「よくやりましたね」という感じのまだまだ先生目線みたいなところ。

高みからの覗いている印象は変わりません。

確かに李牧が言う通り両翼を外に弾いてしまえば、後は中央の壁と桓騎を狙うだけ。

壁軍は弱くありませんが、正直なところ「李牧の想定外の強さ」となる可能性は低いでしょう。

逆に危険な状態になった時に飛信隊と楽華隊という強者が外にいるので助けることも出来ない状況ではあります。

楚戦で起こる信と蒙恬の大失敗

包囲網を縮める李牧

包囲された秦国軍は飛信隊と楽華隊という両翼を失ったことになります。

失ったという言い方は語弊がありますが、一先ず今は中にいないってことです。

そうなると更に左右を押し縮めて壁と桓騎を飲み込む大勢を作れるでしょう。

飛信隊と楽華隊に対しては新たな軍によって外からの挟撃を包囲網にさせないように気遣えばいいだけです。

本来挟撃を行うためにはある程度の奇襲性と、最低でも軍力がそれなりに拮抗している必要があります。

例えば飛信隊と楽華隊という3万に満たない軍であれば、同じ3万、もしくは相手の攻撃力を考えて6万を配置すれば挟撃を成立させるのは難しいでしょう。

その6万を飛信隊と楽華隊の動きを止めるのに使ったとしても余りある軍が桓騎と壁を包み込み押しつぶします

どちらにしてもこの包囲網は「桓騎に対する詰みの布陣」として健在と言えそうです。

このまま包囲網を縮めて圧死するような桓騎の狙い方

ここからどんな奇策が可能のなのでしょうか。

李牧の最期はかなり悲惨

桓騎が使える策はあるのか

桓騎は未だに余裕の表情を見せています。

死んでも仕方ないと思っているような節すらあります。

問題は桓騎に関しては「勝ち続けてこその頭領」という点で構成された軍のトップです。

言ってみれば勝てなければ一気に瓦解するという部分が大きいでしょう。

いつも冷静沈着に見える桓騎ではありますが、ここから出せる策はそう多くはないはずです。

それでも絶望に近い焦りを見せる訳にはいきません。

絶体絶命の局面ではすぐに瓦解してしまう軍が桓騎軍という特徴でもあります。

死ぬなら逃げると考えてしまうでしょう。

兵が統率状態で戦闘できなければ、そもそも軍ですらありません

それは軍として成立しません。

脱兎の如く後ろに逃げてしまえば、それで大軍が追ってくる上に秦国にも戻れません。

しかし命を賭してまで戦ってくれる軍が多くいるのかと言えばそうでもない状況。

それは信や蒙恬についても同じでしょう。

「桓騎のために死ねるか?」

これが成立するのは黒桜と砂鬼、または厘玉あたりだけじゃないのかって気がしてなりません。

砂鬼との関係は一体

飛信隊の動きにかかっている

扈輒との戦いも飛信隊の動きが要でした。

なんだかんだいいながら桓騎は飛信隊の実力を高く評価しています

どうにかして外に出た飛信隊と楽華隊がさらにかき乱すような動きをしなければ策も何もないでしょう。

少なくとも李牧が気を取られるほどに危険な状況を呼び込む必要があります。

青歌軍でも上和龍や楽彰は怪我はしても死んだ訳ではありません。

史実では、この戦で趙から一人武将が討ち死にすることになりますが、それが一体誰になるのか。

李牧にとって中核を成す馬南慈や舜水樹が討ち死にすることがあれば、さすがに李牧も気を取られてしまうに違いありません。

その小さな歪に桓騎が何かを仕掛ける展開。

さすがにこのまま李牧の絶対的な支配から何も出来ずに討ち死にして桓騎が終わるというのも寂し過ぎます。

次なる展開が楽しみです。

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Source: マンガ好き.com

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