キングダム720話のネタバレを含む考察となります。
※本編ネタバレを含みますのでご注意下さい。
青歌の強さが際立つことになった720話です。
飛信隊側も上和龍を討つどころか、上和龍の両腕の登場で苦戦必至。
蒙恬側はフーオンに陸仙の手が切り裂かれます。
更に馬上の蒙恬が楽彰のの矛に斬られて落馬。
史実から見ても蒙恬が死ぬことはありませんが、状況から見て楽華隊も誰かを失う可能性大です。
突破のカギを握るのは両部隊の武力の要と言える羌瘣隊と愛閃隊です。
それではキングダム720話を考察していきます。
岳雷と我呂は少年期から共に過ごした
岳雷と我呂が少年期から一緒に過ごしていたのが分かりました。
そして一番とんでもない武将である麃公のもとに付き従い、そして麃公は龐煖に討たれます。
後に麃公大将軍が気に入っていた飛信隊の信のもとに行くことになる二人。
我呂は岳雷が行くならどこでも、という感じでした。
そんなある意味では親友と呼べる関係の岳雷が討たれた我呂。
許せるはずもありません。
上和龍の両腕が現れる
信と上和龍の攻防。
そこに我呂が割って入って二対一かと思いましたが、そうはなりません。
このタイミングで上和龍の両腕も登場。
我呂と信の矛を受け止めるほどの猛者です。
完全に先頭である中央右の信達の動きを止められてしまったと言っていいでしょう。
最初に滅ぶ国は韓
騰大将軍が韓を滅ぼす
蒙恬は楽彰に相対する
蒙恬側は上手く進行できているのか。
残念ながらそれも叶わず。
蒙恬の目の前には楽彰がいます。
そして蒙恬は胸に傷を負っている状況となりました。
楽彰もまた単純な知略のみの軍師タイプではなく、武勇も兼ね備えた武将であるのが分かりました。
重要なのは羌瘣の部隊
李牧も外から見ていて、飛信隊と楽華隊を止めた状況を確認。
それだけ青歌の軍というものが驚異的な強さであることを認識したでしょう。
本来なら一緒に戦うようなことのない司馬尚ではありますが、そこを共に戦うべく軍を出してくれた李牧の人徳。
唯一の勝機となっていた飛信隊と楽華隊の合同軍も完全に飲み込まれてしまったようにも見えます。
しかし河了貂は今の状況で先頭に援軍を送ることはしません。
重要なのは突破です。
羌瘣の軍は中央部分よりも少し右に寄っていて、若干の攻勢状態。
危機的に見える信の場所を救いに行きたいところではあるでしょうが、それをしては全滅必至。
となれば、とにかく目の前の敵を葬って自分たちだけでも外に出ることです。
羌瘣と羌礼という二つの強烈な戦力を元に、そのまま前進していきます。
飛信隊側の鍵は羌瘣隊が握っています。
同じように楽華隊の肝は愛閃
同じように中央よりも左よりの場所に楽華隊側の強い武力である愛閃がいます。
蒙恬が危機に陥っているのは飛信隊のところと同じ状況。
ここも愛閃は蒙恬の指示通り、救出や援護などには向かわずに目の前の突破のみを考えます。
現状の左翼にはこれ以外に勝機を見出す術がありません。
そのまま愛閃は羌瘣のところと同じように目の前の敵を葬って外に出ることを目指します。
蒙恬が斬られる
キングダム720話での重要局面。
飛信隊側は岳雷が死に、今は我呂と信が上和龍の両腕と対決するところです。
楽華隊は楽彰に捕まった蒙恬や陸仙。
相手側には武将の紹介シーンでも登場した青歌の五千人将であるフーオンがいます。
蒙恬もまた囲まれた状況で脇腹に槍の刺傷を負います。
フーオンに対するのは陸仙。
速度のある槍攻撃を繰り出しますが、躱されて頬と耳を傷つけただけ。
陸仙は逆に中指と薬指の間を切り裂かれて、手が自由に使えなくなる状態です。
それに注意を向けてしまった蒙恬。
そこに現れた楽彰によって蒙恬は正面から斬られてしまいます。
蒙恬の討ち死には史実から考えてもあり得ませんが、ここで蒙恬を救おうと思えば誰かが犠牲になるでしょう。
飛信隊の岳雷と同じように、もしかしたら楽華隊からは陸仙が死亡するようなこともあるかもしれません。
キングダム720話で信と蒙恬の場所は大苦戦。
そして羌瘣と愛閃の部分が最後の活路と呼べる戦況になりました。
果たしてどんな状況になるのか。
今のところは敗北濃厚という兆しが見える状態になってしまっています。
そもそも蒙恬の状況、意識はあるのかどうか。
羌瘣隊と愛閃隊が突破して、何らかの驚きを趙に与えたとしても被害は甚大なものになりそうです。
キングダム721話に注目です。
ヤングジャンプでは次号休載ということで6月2日号での連載再開とのこと、お見逃しなく!
※史実を踏まえたライター様の独自見解も入っておりますので、史記などの歴史文献も参考に御覧下さい。
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Source: マンガ好き.com
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