【呪術廻戦】禪院真希が覚醒!なぜ覚醒できたのか?強さはどれくらい?

マンガ

今回は、呪術廻戦に登場する禪院真希の覚醒の理由と強さについてまとめました。

真希には真依という双子の妹がおり、真希は天与呪縛によるフィジカルギフテッドを持ち、真依は構築術式が使えます。死滅回遊編にて真依は自身の呪力と真希の呪力を使用し、呪具の刀を構築し息絶えました。

真希から呪力がすべてなくなり、伏黒甚爾と同じく呪力から脱却した存在となりました。

その後覚醒した真希は父である扇や1級術師の禪院直哉を瞬殺し、禪院家を滅ぼしたのでした。

本記事では、呪術廻戦に登場する禪院真希が覚醒するまでの物語や覚醒後の真希の強さについて紹介します。

禪院真希とは

禪院真希のプロフィール
  • 年齢:16歳
  • 誕生日:1月20日
  • 等級:4級術師
  • 天与呪縛:フィジカルギフテッド
  • 好きな食べ物:ジャンクフード

東京都立呪術高等専門学校2年生でパンダ・狗巻・乙骨と同級生にあたります。真希は天与呪縛によりフィジカルギフテッドを得た代わりに一般人並みの呪力しかありません。そのため、呪霊を見る時は呪力が籠った眼鏡をかけていないとなりません。また戦闘に関しても呪具を使用してとなります。

真希は、呪術界において御三家の一つでもある禪院家の出生ですが、生まれつき呪力のない真希は禪院家から不要として扱われてきました。

また、真希には真依という双子の妹がいます。真依は呪力がありますが、呪力量は少なく術式を扱うのもやっとです。真依の術式は構築術式で、術者の呪力をもとに0から物質を構築する術式です。一度精製された物は術式が終了した後も消えずに残ります。ただ、呪力消費量が激しく身体への負担が大きいため呪力量の少ない真依は一日一発の弾丸を精製するのがやっとです。

一方で呪力がなく家から虐げられてきた真希は、自分が自分を嫌いにならないために家を出る決断をします。家を出て1級術師になって禪院家当主になるために呪術高専で日々励んでいました。

なぜ禪院真希は覚醒したのか

真希が覚醒したのは、死滅回遊中でのことでした。渋谷事変後に、禪院直毘人の遺言により禪院家当主となった伏黒恵のおかげで禪院家に保管してある呪具を回収しに向かう真希でしたが、そこには父・扇と項垂れる真依の姿がありました。

真依との別れにより覚醒

 

扇と死闘の果てに敗れた真希は真依と共に訓練と懲罰の部屋へ連れていかれます。

真希と共に訓練と懲罰の部屋へ放り込まれた真依は真希の息があることを確認し、真希に口づけをします。

その瞬間場面は浜辺に変わり、真依はあるものを構築したら自分は死ぬと真希に告げます。双子は呪術界において「凶兆」とされており、その逸話通りに真希はフィジカルギフテッド、真希は呪力が少なく実践向きでない術式をもち産まれました。通常、何かを手に入れたいとき、何かを手放さなければならないので等価交換が発生しますが、それが双子の場合は成立しないため、現状が変わることはないのです。

つまり、真希がどんなに強くなりたいと努力しても、真依が強くなりたくないと思っているため意味をなさないのです。、真希は真依がいる限り一生半端ものということになります。

それは、一卵性双生児が同一人物としてみなされるということは、真希は真依で真依は真希ということなのです。

そして最後、真依は真希に「葦」を渡して全部壊してと言葉をかけ息絶えました。一卵性双生児は同一人物というルールから、真依は自身の呪力と真希の呪力を使用して構築術式で刀を構築しました。

扇から受けたダメージと構築術式の負担により、真依は真希の目の前で息絶えました。

真依に呪力を使用されたことで真希は完全に呪力からの脱却に成功しました。中途半端から完成形に生まれ変わったのです。また、真依からの最後の縛りを受けているため、通常のフィジカルギフテッドよりもさらに強化されるのではないでしょうか。

補足

真依が真希に渡した「葦」の花言葉は、深い愛情・後悔・哀愁などの意味があります。また、タイトルの「葦を啣む」は「葦を啣む雁」ということわざを参照しているものと思われます。意味は用意周到で、長旅に備えて準備に抜かりがない様子を表しています。

覚醒のきっかけは父・禪院扇

真希が覚醒したのには、真依という存在が不可欠ではありますが、それと同様に父・禪院扇の存在も欠かせません。

扇は、伏黒恵が禪院家の財産を相続することを阻止するために、自信の娘にも手をかけようとしました。それは、五条家や加茂家と友好な関係を気づいている伏黒恵を撤退させるために、五条悟解放を企てた謀反者として、伏黒恵・真希・真依を誅殺するというものでした。

五条を解放するために、真希は必ず呪具を取りに来ると考えた扇はあらかじめ忌庫の中を空にしていたのでした。そして、真希のために動くであろう真依の行動も見越していました。

2人を家系の汚点として見ている扇は、躊躇うことなく真希・真依に深手を負わせ2級呪霊が蔓延る訓練と懲罰の部屋に放り込みました。

深手を負った真依は、父や母、禪院家というしがらみを全て壊してほしいと願い自分の命と引き換えに真希を覚醒させます。真希が呪力から完全に脱した存在になれたのには、真依が扇から深手を負わされ虫の息だったということと、真希が扇との死闘で死にかけているという条件がなければ成り立ちませんでした。

覚醒した禪院真希の強さとは

覚醒後、真希は扇を始め禪院家の術師たちを次々に殺していきます。対する禪院家は、高専資格条件で準1級以上の実力を認められた者たちで構成される、禪院家の最強術師集団「炳」や、術式を持たない禪院家男児が入隊を義務付けられており、炳の下部組織として武芸を叩き込まれる「躯倶留隊」を総動員し真希を殺しにかかりました。

20人以上の躯倶留隊に囲まれた真希は真依との約束を思い出し、20名以上の躯倶留隊を瞬殺しました。躯倶留隊の面々は切られたことに気づく暇もなくただ気づいたら死んでいる状態でした。

 

その後、躯倶留隊体調の禪院や炳の長寿郎の首に指で穴を開け、即死させました。その時、長寿郎は本当にあの真希かと発言していることから、以前の真希と比べ段違いに強くなっていることが分かります。

その後、蘭太の術式により動きを止められた真希でしたが、その術式すらも圧倒的なパワーで撥ね退け、技を畳みかけて来た甚壱の首をはねました。

あまりにも圧倒的なパワー・スピードでその場にいた30人以上の術師・非術師の息の根を止め、真依と約束した全部壊すを遂行しようとしました。

伏黒甚爾と同様の強さ

 

禪院扇や蘭太が口にした「伏黒甚爾」は、伏黒恵の実の父親で禪院家の生まれの術師殺しと言われた男です。甚爾もフィジカルギフテッドを持っており、覚醒前の真希とは違い完全に呪力から脱した存在でした。

甚爾は、学生時代の五条と対戦し命を落としていますが、五条が反転術式を覚え最強になったのも甚爾に殺されかけたからです。五条が死にかけたのはその時だけだったのではないでしょうか。

また、渋谷事変にてオガミ婆の降霊術により魂の情報を現世に呼び出された甚爾でしたが、魂を入れた器が甚爾の魂についていけず肉体を乗っ取られる事態が発生しました。そしてそのまま特級呪霊を祓い、自害しました。それほど、伏黒甚爾の存在は歪だったのです。

完全に呪力から脱したフィジカルギフテッドは、肉体の強靭さもさることながら、五感だけで呪霊を感じることができたりします。並みの術師よりも圧倒的に強いのですが、フィジカルギフテッドに等級などがないため甚爾に等級などは与えられていませんでした。もし等級が与えられるのであれば恐らく1級以上は確定なのではないでしょうか。

以上のことから、真希の覚醒後はピークの時の甚爾に匹敵する強さを持っているということです。また、禪院家の準1級術師たちを瞬殺できる=1級以上の力を持っているということになります。

そして、真希は真依とのすべて壊すという縛りがあり、そのすべてが禪院家だけを指す言葉でない場合、縛りは有効となるため甚爾よりも更に強くなると考えられます。

禪院直哉を瞬殺

 

禪院直哉は伏黒甚爾を尊敬していたのだと思います。直哉は自分より弱く才能のない奴を卑下しますが、呪力の全くない甚爾に対してはその強さを認めていました。

甚爾をリスペクトしているからこそ、甚爾と同じフィジカルギフテッドの最高位に立った真希を認めたくなかったのでしょう。戦闘中にお前は偽物だ、甚爾君ではないと繰り返していました。

しかし、直哉との戦闘も真希の完全勝利に終わります。

直哉は投射呪法を扱う術師で、1秒を24分割・己の視界を画角とした24コマとみなし、アニメのコマうちの要領で動きを制作し、それを後追いすることで対象者は1秒時間が飛んだように感じます。

また、投射呪法は過度に物理法則や軌道を無視した動きを作ることはなく、スピードも術式発動時の加速度には上限があるが、逆に絶えず術式を重ねるほど出せる速度は上がっていくため、そこに重さも加わりパワーアップが可能となります。

しかし、本物のフィジカルギフテッドになった真希は投射呪法の仕組みを戦闘の中で理解し、最後は直哉を破り勝利を収めました。真希自身もこの体になってやっとわかったと発言していることから並みの術師では理解することもできないほど精度の高い術式だと分かります。

その複雑な術式を前にシンプルなパワーだけで勝利したということは、直哉といい勝負をした脹相とも張り合うレベルということであり、特級呪霊も難なく祓えるレベルだと推測できます。

【呪術廻戦】禪院真希が覚醒!なぜ覚醒できた?強さはどれくらい?まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、呪術廻戦に登場する禪院真希の覚醒の理由と強さについてまとめました。

真希の覚醒は、双子の妹・真依の死が関わっていました。葦の花言葉やことわざの意味などを含めて読むとまた違った角度で物語を読めますね。

真依と約束した全部壊すを守るために真希は実の母をも手にかけます。母は最期の力を絞り、まだ息の合った直哉を刃物で刺し殺しました。禪院家が滅んだ今、真依が託した全部壊すという約束の結末や、真希の活躍を見れるのが楽しみですね。

 

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

投稿 【呪術廻戦】禪院真希が覚醒!なぜ覚醒できたのか?強さはどれくらい?ENTM = LIFE に最初に表示されました。

Source: 漫画考察日誌

コメント

タイトルとURLをコピーしました