それ8話くらいでやる展開じゃないの!?っていう展開がもう来た。
いやはや、どんどん進みますなぁ…。
ゲーム画面に映る「好き」という文字で意識し始めているのが分かりやすい可愛さだとか、
「好き」について議論する可笑しさだとか、
あまりのマイペースっぷりに大きい小学生と遊園地で遊んでいる感覚に陥る不思議さだとか、
泉美(比嘉愛未)があの場で「賭け」だと言った本心がまだ分からない純粋さだとか…
物語を動かす上で必要不可欠なものになっているし、
周りの人々を巻き込む意味合いではちゃんと”見た目以外ダメダメなケント似の王子様”
として存在感を残した脚本になっているのも良い。
正直、恋愛モードにバッサリ切り替えずに、
前回の件でイラストに興味を持ち始めてから仕事に繋げるまでの
航の紆余曲折の方が見てみたい…っていう気持ちはまだあります。
そして、字も汚ければソーセージも読めなかったのを知っているだけに、
「こんなに成長しちゃって」といった台詞で、もう”立派になった”状態に落とし込むのは
話数的にも早過ぎるのでは?とすら思いました。
しかし、それらの違和感は、結末を見てみればそうしたのにも納得出来る展開でした…。
以前よりも生活に支障が出ないレベルにまで育ち、
次は恋について学ぶ=第2ステージに突入し順調に進んでいるようで、
実は恋愛以外でも大切な「言葉に隠された意味」に気づけない未熟さを描く事で、
“成長した”ではなく成長した”つもりだった”のだと、彼の置かれている現状を突きつける。
上げて上げて落とす…ジェットコースターは流石に大袈裟ですが、
最後にハッと気づかされ、2人が今後どう穴を埋め合っていくのかを見てみたくなる
ラストだった気がします。
まぁでも、あの言い方をしたら、泉美の方が落ち度があるんですけどね…(泣)
そして、航と打ち解けてから、CMと本編でキャラクターにだんだんズレがなくなってきている
有栖川(瀬戸利樹)の変化も面白いです(笑)
あんなにグイグイ来る性格だったら、当初のパワハラ描写はなくても良かったのに。
好きな人はやっぱり、もう1人の王子様なんでしょうかねぇ?
あと、主題歌については2話の感想でも触れましたが、今回が一番似合ってましたね。
何と言うか、航そのもの…って感じがします。
初々しいと言うのが近いのか。
よくある 初恋の味=甘酸っぱいレモネードじゃなくて、
不器用な手つきで相手を想って作って、ラッピングまでした
バレンタインデーのチョコみたいな…
そんなイメージです。←書いていてよく分からなくなったけど、伝わるかしら(笑)
↓前回の感想はこちら↓
Source: りんころのひとりごと。
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