【キングダム】702話のネタバレ【李牧との最終決戦が始まる】

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キングダム702話のネタバレを掲載しています。702話では、李牧と秦軍の最終決戦が始まっていく。王翦は李牧が密かに建築していたとんでもないものを目にしてしまう。キングダム702話の内容を知りたい方はご覧ください。

キングダム702話のネタバレ

思った通り悪くない

李牧が作戦を思案していた。

李牧が部屋から出るとカイネが「りっ、李牧様っ、だっ、大丈夫ですか?丸二日もこもりっきりで」「ねっ、寝てないのでは」と言い、李牧は「カイネの方こそ大丈夫ですか?ずっとそこにいたようですが」と返す。

カイネが「わっ、私は平気です、どこでも眠れるので」と言うと、李牧が「そうでしたね」「寝起きに悪いですが皆を呼んできてくれませんか、カイネ」と伝え、舜水樹たちが呼び出される。

李牧が「舜水樹、二城の後ろの線は?」と確認すると、舜水樹が「ハ、ちょうど昨日完成しました」と答え、李牧は「分かりました、ならば十日程邯鄲を離れます」「留守を頼みます、舜水樹・馬南慈」と告げた。カイネが「李牧様はどこへ!?平陽・武城に入られるのですか!?」と尋ねると、青歌城将軍の楽彰が「北を見に行くと?」と聞き、李牧が「その通りです」と答える。

楽彰が「閼与辺りですか?」と聞くと、李牧が「いえ、宜安です」と答える。カイネが「えっ、そんなに北へ!?」「お伴します」と伝えると、李牧は「すぐに発ちます、急いで支度を、防寒具も忘れずに」と返した。傅抵が「え、じゃあ俺も」と言うが、舜水樹が「傅抵は軍を南に出れるよう備えておけ」と告げた。

青歌城将軍の上和龍が「どう見る楽彰」とうかがうと、楽彰は「宜安は離れすぎだ」「だが、宜安と聞いた時背筋が凍った」「こちらは長城ですでに先手を打っている」「そして、さらに李牧殿の描く通りに進むのなら、秦軍は大いに後手を踏む」と語っていった。

宜安に到着した李牧は「思った通り悪くない」とつぶやく。


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二百五十里

始皇十四年(紀元前233年)、飛信隊は新年を趙の平陽近くの前線で迎えた。

羌礼が「こんなに楽しいんならこいつらワシらと違って弱くてすぐ死ぬんだから戦争やめればいいのにな、瘣姉」と言うと、羌瘣が「そうだな」「でもそこが複雑で」と返したところで、「よっス」と信が声をかける。

飛信隊たちは新年ということで大盛り上がりだった。

そして、展開していた趙軍が平陽・武城に入ったため、秦軍は二城に到達。まだ雪が残るうちに総攻撃が始まった。

平陽城。

飛信隊が平陽城に苦戦していると、桓騎軍が井闌車を持ち出してくる。

尾平が「かっ、桓騎軍が井闌車を持ってる!?」と驚くと、桓騎軍の氾善が「井闌車ではない、紅春だ」と言い放つ。

氾善が「見ているか桓騎、紅春のあの美しい姿を、あれこそ歩く芸術だ」と言うが、「美しいか?」とツッコまれる。

氾善が「あの呉鳳明の井闌車を目にした時、長年この氾善の頭の中にあった巨大兵器の姿がついに見えた」「そこから設計と製造と失敗を繰り返し、あの紅春は実に六代目、六代紅春だ」と説明すると、「いや、モロパクリだろ」「六大将軍みてーだな」とツッコミまれる。

平陽・武城の城攻めが同時に始まった時、二城の中間地を疾走する一団があった。王翦である。

そして、その先に王翦達は驚くべきものを目にする。

王翦が「どこまで続いている?」と確認すると、「は、はい」「い、急ぎ調べましたところおよそ二百五十里と」と告げられる。側近たちが「二百五十里だと!?」「バカな」「こんなものが作られていて気づかなかったのか!?」と驚愕していると、「申し訳ありません」「昨年までは平陽・武城から敵軍が外に布陣していて二城の先まで探れておりませんでした」「しかし、数年前までここまでのものはなかったはずです」と説明される。側近が「一体いつからこんなものを」とつぶやくと、王翦が「李牧の長城か」と語る。

李牧は三年前から平陽・武城の防衛ラインの強化を考え、二城の後ろにあった砦と小山を土塁でつなぐ長城の築城に着工していた。鄴の敗戦の後、朝廷から遠ざけられたが、その作業は郭開が引き継ぎ李牧の設計通りに進められていた。元々邯鄲の南には長城が点在していたが、李牧がそれを全てつないだため全長は100kmもの長さに達していた。

王翦が「地図を持て」と言うと、側近が「王都圏のものでよろしいでしょうか」と確認するが、王翦は「いや、趙国全体のだ」と伝え、地図を前に思案していく。

王翦は宜安を指差していた。

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Source: サブかる

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