カイジ395話のネタバレを含む考察です。
※本編ネタバレを含みますのでご注意下さい。
新住所を手に入れて遂に住民票を手にしました。
これによる恩恵。
何だったのか明らかになっていませんでしたが395話で判明です。
『銀行から届くキャッシュカード』でした。
今までは作ったとしても新住所に一、二週間後に届くのはカイジなら母親の住所。
それを回避する一大特典です。
住民票の効果
まずは住民票の効果についてが語られます。
実際は時代が現在とは違っているので変化もありますが、カイジが逃亡している当時の状況で見れば保険証についても変化してきます。
今まで一世帯に一つだった国民健康保険の保険証は母親に付帯している状態です。
それを新住所があれば手続き一つでカイジのものとして取得可能になります。
当然ながら免許証もパスポートも住民票があれば作成可能。
これによって海外逃亡が現実味を帯びてくることになります。
そして最大の効果として出てくるのがキャッシュカードの取得でした。
キャッシュカードを手にするカイジ
カイジたちにとっての最大の恩恵。
それが銀行からもらえるキャッシュカードになります。
先述した通り今までであれば発行しても母親の手元にいくだけで手にすることが出来ません。
住民票があれば新住所にそれが届くことになり今の家にいればATMで引き出せるキャッシュカードを手にできることになります。
当然ながらチャンとマリオにもこの恩恵が成立。
結果的に三人は引き出しが容易にできるキャッシュカードを手にすることになります。
通帳ではATMで引き出しが不可能だった
今までなら印鑑を持った上で窓口で通帳と共に下ろすしか方法がありませんでした。
これまでのカイジらは機会に通帳を入れ、お金を預け入れることは出来たが、
引き出し、それは出来なかった。
が、カードを手にすることによって引き出しも可能!
(カイジ395話)
実は知らない人も多いですが、銀行でATMを利用すると現金の預け入れは出来ても出金は出来ません。
例えば、みずほ銀行のFAQでも明確に書かれています。
Q・みずほ銀行ATMで、通帳を使って引き出しができますか?
A・みずほ銀行ATMで現金を引き出す場合、キャッシュカードが必要です。
-みずほ銀行FAQより-
今までのカイジたちは口座を作って入金を1口座に対して2000万まで預けていました。
それを引き出すには窓口に行く必要があった訳です。
明らかなリスクと言えるでしょう。
そもそもATMよりも窓口は開いている時間も短く銀行業務は基本的に15時までにしまってしまいます。
多額の現金を窓口で手にしようとすれば目立ちます。
色んな意味でキャッシュカードは必須のものだったと言えます。
4日間で全てを引き出せる
これも時代背景ですが、今だとATMでの現金の出金の1日の限度額は少なく見積もられています。
通常の現金の出金あら50万円が基本です。
カイジ395話では100万円というのが一般的と書かれていますが、現実には大抵の銀行は50万になっているはずです。
更に1回では20万が限度となります。
三井住友銀行の表記を見てもそれは明らかです。
もし2000万を引き出そうとすれば、出金回数で100回。
日数で言えば40日を要します。
しかしカイジの逃亡生活の当時で考えると1日の限度は500万でした。
そうなると4日間で全てを引き出すことができる時間的なメリットも大きくなるでしょう。
また出前を取るカイジたちと気を揉むモネ
住民票によって大きすぎる恩恵を受けたカイジたち。
本筋とはズレる話ですが、また一週間から二週間くらいで届くはずのキャッシュカード。
これを手にするために表札を伊藤を付け続ける必要があります。
今ならまだ蒲池を付けられるのでピザの出前を頼むことにするカイジたち。
それを見たモネはバカップルが揉めに揉めて蒲池で決着したかに見えています。
しかもこれからも伊藤になったり蒲池になったりを繰り返すのでモネは気を揉み続けることになります。
以上がカイジ395話の考察です。
中々敵側の情勢が分からずに追い詰められる展開もない平和なカイジたち。
このまま海外逃亡が実現するとも思えませんが、果たして次なる危険はどこに迫っていくのでしょうか。
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Source: マンガ好き.com
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