キングダム698話のネタバレを含む考察となります。
※キングダム698話までの本編ネタバレを含みますのでご注意下さい。
嬴政が軍を引き連れて桓騎の元に現れました。
双方平野にて布陣。
桓騎と嬴政の対話が始まります。
理由はもちろんながら「大虐殺の理由」を問い詰めるため。
桓騎は堂々と「忘れた」と一言。
これに対して嬴政が命じたのは「この場での即時斬首」でした。
直前のところで摩論が間に入って説明責任を果たします。
桓騎から出た言葉は「あんたの方が殺している」という嬴政への一言です。
それではキングダム698話を考察していきます。
史実にある嬴政の危機
政の暗殺計画と燕の滅亡
桓騎軍も布陣して待ち構える
強大な軍事力を率いて現れた嬴政。
王の軍は万単位で今の桓騎軍が正面からぶつかって勝てる規模ではありません。
摩論は慌てて有力な一家を全て集結させます。
そして平野部にて布陣しました。
これを当然予想していた秦国王である嬴政は連れてきた軍を同じ様に戦時下同様の布陣をさせます。
待ち構える桓騎は堂々と腰を下ろして王の出迎えすら行いません。
一番強い武将は誰か
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大虐殺の理由
堂々と座って立ち上がりもしない桓騎。
当然ながら拝手などもありません。
それにブチキレている昌文君。
六大将軍の懸念材料をいきなりやらかした存在で憎むべき相手という表情を見せています。
虐殺と暴虐が御法度であることは伝えていました。
この無礼に対して嬴政は何も言いません。
そもそもそんなところを問題にする王ではありませんので、ここはスルーして問題の内容を質問する嬴政。
「なぜ虐殺を行なったのか」
桓騎の言葉は短いものです。
「殺すしか無かったから殺した」
これだけで特別な理由があった訳ではないように平然としています。
桓騎が死ぬのはいつか
桓騎は李牧に殺される
桓騎はこの場で斬首の刑
虐殺は当たり前に軍律で禁じられていることです。
今回の大虐殺は異常事態。
どうあっても受け入れることの出来ないことであると述べた上で嬴政は一言。
「この場で斬首する」
そう伝えます。
その上でもう一度だけ嬴政は桓騎に大虐殺の理由を尋ねました。
「私は嘘は言わない。なぜ大虐殺をしたのか」
あろうことか最後通牒とも言える嬴政の言葉に桓騎の答えは、
「忘れた」
嬴政はこの場で引き連れていた黒騎兵の軍長に桓騎の斬首を命じました。
摩論が理由を代わって説明
斬首に向かうと黒桜が桓騎との間に入って剣で応戦。
容赦のない剣を受け止めますが、黒桜の首が落ちそうな直前で摩論の登場です。
嬴政には桓騎軍の軍師であると伝えます。
久しぶりに摩論が命を賭けた表面行動と言えるでしょう。
摩論が桓騎に代わって説明を行います。
この理由は「捕虜が多すぎて反逆されると敗ける恐れがあった」と言いました。
これは摩論が上手く行き過ぎた状況を懸念していたので事実でもあります。
虐殺ではなく今の桓騎軍で押さえきれない捕虜数と反乱の可能性を鑑みての殺害だったと説明。
「どうしようもない事情による敵の埋葬であり、ここまでしたくなかった」
この言葉に嬴政はまだ冷静です
「他に方法はなかったのか」
趙より先に滅びる国
騰が韓を最初に滅亡させる
あんたの方が殺している
摩論に対して嬴政は「ここまで殺す必要があったのか」と問います。
兵力差から反乱が起これば立ち向かえないだけの桓騎軍の数だったのは納得できるところ。
しかし「全てを殺すまでする必要があったのか」と至極当たり前の質問をしています。
元より桓騎軍は必要以上に殺す傾向にあります。
黒羊の時は完全勝利のために村人を虐殺してアーチ状のものを繰り出して紀彗を炙り出す方法を使っています。
殺した数の異常性を説こうとすることで桓騎が語りだします。
「あんたが殺した数で怒るのか」
横槍を入れた桓騎。
そして侵略を始めた嬴政に対して核心をつく言葉。
「今この世界で一番人を殺したのはあんただ、秦王」
一歩も譲らない桓騎から嬴政に向けられた一言。
ここでキングダム698話は終了します。
この事実に対して嬴政は何を答え、桓騎の処遇はどうなっていくのか。
旧六大将軍の白起も数々の斬首や長平での生き埋めでも昭王から捨てられなかった過去があります。
キングダム699話ではこの辺りを含めて侵略し、中華統一を果たす嬴政の覚悟を問われることになりそうです。
キングダム最強のタッグ
項燕と昌平君が最強の敵
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Source: マンガ好き.com
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