ブルーピリオド11話のネタバレを掲載しています。11話では、F100号の作品が評価され、八虎は覚醒していった。が、肝心のコンクールではとある理由から下から3番目の順位となってしまう!?ブルーピリオド11話の内容を知りたい方はご覧ください。
ブルーピリオド11話のネタバレ
俺今まで何やってたんだってくらい目の前が開けてる
世田介が試験を解いていた。
橋田が「特進コースは大変やなあ」「予備校はもう来いへんの?セカイくん」と声をかけると、世田介は「学校にも来週からは来ないけど」と返し、橋田は「ほんまに?寂しいわあー」と言う。橋田が「桑名さんさらに上手なってんで、八虎も」「予備校の課題以外にF100号描いてんねんて」「上手いタイプちゃうけど、あの行動力は気持ち悪いなあ」と伝えると、世田介は「ふうん」と興味ない素振りを見せながらも明らかに八虎の話に感情を揺さぶられていた。
八虎が「うーん、どうすかねー」「縁は自分自身を変化させる金属がテーマなんで、真ん中の丸い穴溶鉱炉ってわかりますかね?」「ずっと描いてるとこれ伝わるか不安で」とF100号の作品を披露すると、美術部員は「いや、めっちゃいいっすよ、矢口先輩」「わたしこの絵めっちゃ好きです」と絶賛した。
八虎が「わーウソ、マジで?」「待って、調子乗っちゃうから」「いや、嬉しいんだけど」「もっと良くするために」と照れていると、佐伯も「感動しますね、一人の生徒が育っていく過程というのは」「大きくなりましたね、矢口さん」「ですが、鉄は熱いうちに」「反省はすぐ次に活かしましょう」「頑張ってください」と告げていった。
大葉にも作品を見せると「え、めっちゃいいジャーン」「F100号!?スゲー」「「縁=金属」か、いいね」「矢口の出した答えだわ、うん」「縁=糸で描いたときはどうかと思ったけど、やればできんじゃん矢口」「あとはどうして「縁=金属」って考えたか、コレを二時試験のスケッチブックで描ければいいねー」「矢口、最終コンクールあるからね」と評価され、八虎が面接室を出ると「俺は勝手に楽しく描けたつもりでいたけど、これはいい絵なのか、コレは」「森先輩ありがとうございます」「ヤバイ、全能感がヤバくて心臓バクバクしてる」「落ち着け、まだ課題もクソほどあるだろ」「構図はあくまで武器だ、テーマにはならない」「一番大事なのは俺がどう考えてどう見てるか」「それをより良く面白く見せるのが武器」「けどやっぱ、見ないと描けないぶんイメージ課題は弱い」「時間あるときにスケッチして描けるものを増やして」「俺今まで何やってたんだってくらい目の前が開けてる」と次の作品を完成させた。
大葉にも「うん、いいね、矢口」「面白いじゃん」「ガッツあるね」と作品を評価され続けていった。
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焼き回しだもん
大葉が「私語は厳禁」「コンクールの作品は今日の3時に提出です」「課題は「食事をテーマに描きなさい」」と指示を出し、制作が始まると八虎は「落ち着けば大丈夫」「口やカトラリーから発展させて」「大丈夫、ここ最近はうまくいってる、このノリで」「あのときはどういう風に描いてたっけ?」と課題に取り組んでいく。
橋田が「これで浪人生と他クラスの作品は見納めか」と言うと、八虎も「んー、そうだなあ」と余裕を見せたので、橋田は「なんや余裕やんか、八虎」と言う。八虎が「ヨユウなわけないやん」と言いながらも「ぶっちゃけ少し期待してるもん」「だって前よりは上手くなったし」「俺のは?」と自分の作品を探すと、まさかの下から3番目の順位だった。
そして、大葉からも「焼き回しだもん、「縁の絵」のさ」「いや、ここ何枚かはあの絵の反省と工夫で良くなってた」「でも、コンクールの絵は「縁の絵」マネして描いたでしょ?」「鮮度がないんだよね、挑戦も工夫もない」「これじゃ受からないよ、ま、あと2ヶ月あるから」と言われてしまった。
八虎は家に帰り「守りに入ったダメってことかな」「だったら今度は全く違うやり方で」「やってみよう、うん」「浪人生みたいにいろんな画材使ってみようか」「お、ちょっと冷静になってきたぞ」「別に手抜いてたわけじゃないんだけどな」「でも、あれくらいが本当の俺の実力だろう」「今までずっと頑張って」「好きなことをやるって、いつでも楽しいって意味じゃないよ」「母さん」と苦悩していると、「矢口さん、今何してる?」と世田介から電話がかかってくる。
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Source: サブかる
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