GIGANT(ギガント)89話最終回のネタバレを含む考察です。
※本編ネタバレを含みますのでご注意下さい。
遂にギガントも最終回となりました。
どんなエンディングが待っているのかと期待。
感動的なクライマックスで結果的には零とちほ共にハッピーエンドと呼べるものになりました。
監督になった零。
そしてちほを題材に過去の事実を全てを映画化するというスタンスで進みます。
主演に選ばれるちほ
賞を取った新人の監督がちほを主演で映画を撮りたいとオファー。
その監督こそ、横山田零でした。
左が零で、右がちほです。
それなりの時間が経っているであろう様子は窺えるところ。
ちほはなぜ自分がオファーされたのか気になって監督に訊きます。
役がセクシー女優だからかと笑顔のちほ、零は昔ファンだったと答えました。
どこか寂しそうですが、やっと会えたって気持ちが強いんでしょう。
そのまま撮影に入っていきます。
ちほには演技が必要ない
零が撮っていく映画はGIGANTになります。
要するに過去に零とちほに起こった真実の話。
それを零が新しく出来た未来の世界で映画化していくことになります。
よってちほからすれば本質的な自分であり、そこに演技など必要がありません。
零役をやるのはイケメンの俳優です、ちほはそのままちほ本人役です。
勿論そのことをちほは知る由もありません。
石垣島に行くシーンなど、そのまま零とちほの恋愛撃で進んでいくのがよく分かります。
監督をストーカーと感じるちほ
あまりにも自分と変わらない映画のヒロインの設定。
それを演技しているちほは「監督は私のストーカーですか?」と質門しています。
当然冗談で笑っていますが、ちほの中にも記憶が少しあるのでしょう。
脚本の私って私そのものっていうか。
なんで?
まるで昔経験したみたいな気分になるんですよ。
-ちほ-
(GIGANT89話最終回)
全く新しいちほという訳ではなく、どこかに過去改変の前の記憶が残っているのでしょう。
これについて思わず零は「過去に実際あったことだ」と伝えました。
この回答は意味がわからないので「あと1日がんばります」と危ない人と思われたような感じでちほが去っていきました。
全てを思い出したちほ
クライマックスとなる零とちほが別れることになったシーン。
まるっきりこのシーンをそのまま再現しています。
そして妊娠しているので「この子も絶対守る」の一言が上手く出てきません。
涙が自動的に流れてきて監督である零を見ます。
監督の零から、過去にいたあの高校生の零が映像として浮かび上がりました。
そして零に対しての愛を全てを思い出しました。
「零は私のすべて。零は私の命」
生まれ変わっても何度でも見つけるという言い切ったパピコの記憶が蘇ります。
零だけが全てを受け入れて愛してくれた唯一の人です。
零の元に走り、泣き崩れてから抱き合い、二人は包容の元、キスをします。
周囲の撮影スタッフからすれば、え?ってなりそうですが、あまりの美しさにそれも無かったと言えそうです。
これでクライマックス。
GIGANTという映画を撮り終えて、ちほの記憶も戻り、完全なるハッピーエンドということで終結しています。
本当に起こった事実は、零によって救われた未来の改変によって映画の中で復活することになりました。
見事な終幕ではないでしょうか。
GANTZは当然のことながら、奥浩哉先生の作品はいつも結末が予想できない展開で進んでいき熱くさせる面白さが提供されています。
GIGANTの完結10巻は12月28日の発売となりますのでお見逃しなく!
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Source: マンガ好き.com
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