カイジ賭博堕天録24億脱出編400話のネタバレを掲載しています。400話では、光山がマリオの目撃情報を帝愛に通報するが、ガセ情報が頻発する帝愛は話を聞いてくれなかった。そこで光山は西嶋に直接電話を掛ける。カイジ賭博堕天録24億脱出編400話の内容を知りたい方はご覧ください。
カイジ賭博堕天録24億脱出編400話のネタバレ
帝愛砲
光山が電話を掛けながら「天罰だ」「オレを愚弄、侮蔑、おとしめた天罰だ」「マリオに4億・6億なんて、そんなことオレは許さない」「喰らえっ、帝愛砲」と考えていた。
その帝愛事務所。カイジらを追う24億強奪犯捜索本部。この本部には創設当初から「ちらし」のカイジらを見た、という債務書からの通報がそれこそ日本全国から無数、数多、無限、大量に押しよせていて、それに「帝愛」は直接電話を三本つなぎ対応。その通報今のところことごとくガセ、ゴミ、エセ、フカシ、誤情報。これまでももしかしたらという通報には対応。近くの帝愛支店の者を向かわせたが、行った先の銀行、怪しいキャンピングカー、その全てにおいてから振り。むなしく引き返す出動部隊。「確保」という果実をもぎ取ることは出来てない。徹頭徹尾実らない。徒労、不毛、鬱々とした日々。遠藤ならずともそりゃあ倦む。病む、荒む、腐る、削られる。そんなとある日、直感や第六感、そんなモノはとっくに摩耗してしまったとある午後。
光山からの電話を取った黒服が「だいたい状況は分かりました」「では、今少しもう少し近づいてですね、「ちらし」の人物との照合を」と返すが、光山は「バカ〜」「そんなことしたら気づかれるだろ」「間違いないって、すぐ来て、今来て」「っていうか来い」と告げる。
黒服が「部長」「マリオの目撃情報なんですが、すぐ来いやれ来いって結構イタイ奴で」と伝えると、遠藤は「場所どこ?」と確認する。黒服が「日野平駅から歩いてすぐの百貨店です」「「今遠巻きで見張ってる」」「「マスクと帽子で顔を隠してるけど」」「「あれは間違いなくマリオ」だって」と答え、遠藤が「百貨店で何してる?」と再度尋ねる。黒服が「なんか女へのプレゼント買ってるみたいです」と答えると、遠藤は「はん」「切れっ、その電話」「隠遁暮らし、亀みてぇに縮こまって世間の目から逃がれまくってる奴らが今女へのプレゼントで百貨店なんか行くかよ」「だいいちマスクと帽子で顔を隠してる奴を遠巻きで見張ってるってことは、そいつはろくに顔も見てねぇじゃねぇか、被疑者の」「典型的ガセ、クソゴミ通報」「欲にまみれた債務者には年恰好、顔つきちょっと似てればみぃ〜んなマリオだチャンだカイジだって騒ぎだすんだ」「そんなゴミ通報に限りある確保犯を出動させられるか、切れ」「「死ねっ」と言って切れ」と告げる。
黒服が「いや、それはちょっと」と躊躇いながら「え〜、上に諮りましたところ」と電話を繋ぐと、光山が「いつ来ますか?」「いや、正直言ってオレ厳しいと思うのよ」「店の中ならいろいろ身を隠すところあるから追えるけど、外に出られたら追跡は不可能、見つかっちゃう」「だから店にいるうちに」と話していくが、黒服は「出動の優先順位がありまして」「いろいろ片付きましたらそちらへ」と対応する。光山が「バカァ〜ッ」「何悠長なこと」と返すが、黒服は「それではこれで」と電話を切っていった。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
西嶋有希夫
電話を切られた光山は「これは来ない」「これはオレが銀行で受けた対応と一緒」「あの後ご報告なんて来た試しなし」「あの時と一緒、やる気ゼロのこの空気」と感じていた。
光山が「どうする?こうなりゃ」「こうなりゃオレ一人であて身」と一瞬想像するが、「絶対無理」「っていうかそんな近くに寄れねぇよ」「アイツがその前に気づいて逃走」「逃げ出すに決まってる」「そうなったらもう追いつけない」「くっ」「くそ、なんだ、なんだよ、バカ帝愛」と悔しがっていると、西嶋とのやり取りを思い出す。
光山が西嶋の名刺を見つけ、光山に電話を掛ける。
光山が「マリオ、チャンと同居していた」「前に「帝愛」の事務所でお話を」「光山です」と自己紹介すると、西嶋は「どうした?」と尋ねる。光山が「マリオ、マリオを見つけました」「聞いてください、オレの話を」と伝えると、西嶋は「マジか?」「聞く聞く」「話せっ、見つけたってどこ?」と光山の話に食いついていった。
<<前の話 400話 次の話>>
Source: サブかる
コメント