【キングダム】716話のネタバレ【信が起死回生の一手を打つ！？】

キングダム716話の要約と注目ポイントをまとめています。716話の内容をサクッと知りたい方には非常にお役立ちになるはずです。前後の話も読めますので、キングダムの内容を振り返りたい方はご活用ください。

キングダム716話のネタバレ

通常、平地戦では圧倒的兵力差のある戦いは行われない。弱小の軍の方が開戦を避けて籠城するか退却するか降伏するからだ。それが開戦となるには弱小軍の方に引けぬ理由があるか何か特別な秘策があるかである。

昨年、桓騎軍は三倍の兵の扈輒軍と戦ったが、正にそこでは不利を逆手に取った奇策で桓騎が勝利した。あの戦いは桓騎が扈輒軍を誘い込んで始まった戦いであった。しかし、今回は全くの逆である。二倍以上の趙軍がその姿を隠し、桓騎軍を敵地奥深くまで誘い込んでの開戦である。兵力差も地の利も練り込まれた策も敵側に分がある場合勝ち目はない。秦軍にとってはそんな戦いが突然始まってしまった。

趙軍の一斉攻撃に混乱しながら壁が指揮を取っていると、ナジャラ族が乱入してくる。

左翼楽華軍。蒙恬が指揮を取るが、趙軍の猛攻を食い止めることはできず「何か李牧の想定外のことをせねばこの戦況は打破できない、だが一体何ができる」と混乱を極めていた。

右翼飛信隊も河了貂が両翼にこれだけ敵が厚く来ているにもかかわらず、なぜ桓騎軍が援軍を寄越さないのか理解ができなかった。

李牧はすでに詰んだ盤面となっているこの戦を数で圧殺する形で終わらせようと目論んでいた。

摩論が両翼に援軍を送らない理由を桓騎に尋ねると、桓騎は「別に」と返し「まだ戦は始まったばっかだ」と何か考えがある様子だった。

飛信隊では信が静かに戦況を見ていた。信は「火が消える、このままじゃ完全に」「どうにかしねェと」「どこかに火を起こさねェと」「火を起こせる場所を、どこか」と戦場を見渡し、火を起こしうる場所を見つけていく。信は飛信隊の隊員たちに「今すぐ横陣を解け、飛信隊は今から右翼の壁の役目を捨てて移動する」という指示を出した。

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