この枠のドラマの感想を書くのは…雑感でしたが「たとえあなたを忘れても」以来1年ぶり?
でも、その作品も追いきれなくなって結局視聴を諦めてしまいましたし、
冬も興味深いな〜とは思いつつ、諦め。
春と夏は視聴が溜まっているドラマが多かったので、初回からスルー。
ちゃんと完走出来たのは最初の2作品だけ…という事で
かなり視聴成績は悪いです、日曜ABC枠(汗)
なんでリアルタイムで見ないのかという声も聞こえてきそうですが、
前時間の某劇場は拡大放送も多いですし、いろんな意味で濃い仕上がりになっているために、
日曜は1作品で満足しちゃいがちなんですよねぇ。
でも、本作は…次世代の若手俳優が集っていますし、大学時代での話がメインで
懐かしみながら見られそうだと思い、とりあえず初回をチェック。
放送からもう1週間経ってしまいましたが、本日は選挙で日曜日のドラマは全てお休みなので
日付をいじらずそのまま投稿させて下さい!(笑)
そんな訳で、前置きが長くなりましたが、ここから初回の感想を。
そうですね…一言で言うなら、良くも悪くも「地味」。
当たり前ですが、毎クール10本以上見ている熱心なドラマ好きの方でも、
余裕のある時期に合わせて数本見る方でも関係なく、全ての視聴者が注目するのは初回で、
時間を割いてでも次回も見ようと思えるかが基準になってくると思うので、
そういう意味では、登場人物の動きに興味が持てるか、「別に良いかな」で
意見が分かれる初回なんじゃないかという気がしました。
でも、個人的には…ずっと見ていられるドラマだなぁと。
誰かの日常を覗かせてもらっているような、そんな感覚にもなりました。
パンチはないのかもしれませんが、台詞運びは気を衒っておらず
自然体でスッと入っていきましたし、
何より、バスの座席に入る日差しの煌めきとか、桜の木の下でのシーンとか、
目を引くくらい絵になるカットも時々散りばめられています。
ごく普通の日常の中で、バスで寝過ごした女の子を一緒に送ってから映画を見に行く、
童心に帰ってみんなで合唱するというほんのちょっとの非日常が入ってくる塩梅も良い。
私からしたら、合唱と言えば中学時代の合唱コンクールなので、懐かしくもあるんですよね。
優希(清原果耶)の優しさが、いつしか元彼にとっては苦痛に変わってしまったのと同じで、
きっと何かの蓄積が原因で人付き合いがうまくいかなくなってしまった
経験があるのであろう広海(佐野勇斗)が、
彼女たちとの出会いを機に心がゆっくりほぐれていく様は微笑ましく、
全体に漂う雰囲気に最後まで心地良さを感じながら見終える事が出来ました。
社会人になった主人公が、些細なきっかけで大学時代の思い出を振り返るという
構成をとっている本作ですが、それが最終回まで踏襲されるのか?
振り返った事で現在の主人公に変化をもたらすのか?などは気になる所ですね。
別れたらしい優希と広海の今後も、5人の交友関係もちょっとだけ気になります。
次ももちろん見てみるつもりですが…
感想本数整理のため、次回以降は視聴のみで行かせていただきます。
Source: りんころのひとりごと。
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