呪術廻戦159話のネタバレを含む考察となります。
※本編ネタバレを含みますのでご注意下さい。
狙いを付けたのが少なくとも400年前から存在している鹿紫雲一(かしもはじめ)と日車寛見(ひぐるまひろみ)でした。
当然ながら狙いやすいのは過去の呪術師ではなく日車寛見の方です。
400年前の術師は相当な強さのはず。
呪術廻戦159話は日車寛見の紹介回となりました。
日車寛見は弁護士だった
前回の登場で裁判官の木槌を持っていました。
よって「法曹関連」であることは分かっていたところでしょう。
この画像の左が死滅回游に参加している日車寛見となりました。
そして持っている木槌は裁判官が持っているものです。
これですね。
正式名称は「ガベル」と呼ばれるものです。
裁判以外ではオークションで落札時に使われることが多いものでしょう。
そんな彼の過去回想があり、そこで弁護士であることが確定します。
日本の刑事裁判は99.9%が有罪
日車寛見の過去が描き出されます。
現状の日本の刑事裁判における有罪率は非常に高いものとなっています。
刑事裁判で起訴されれば99.9%が有罪として確定する。
※現実です。
これに日車寛見が疑問を持っていたのは事実です。
日車寛見が担当した裁判で幾ら弁護した側の被告人の無罪を証明しても意味がないことを悟っていきます。
「初めから有罪ありきの裁判」
これが検察側が「裁判をする」と決めた段階(起訴したら)で有罪は決定的だと言えます。
※99.9%有罪の刑事裁判において20件の無罪判決を言い渡した裁判官の胸の内が語られる一冊。
日車寛見は被告人が無罪であると考えた場合は真剣に事件を調べ上げて無罪の証明を行っていました。
弱者を救おうとしている訳ではない
日車寛見がどこか正義を信じてやっている様にも見えます。
しかし同僚との会話では異なる見解が出ていました。
日車寛見は「弱者救済」を求めている訳ではありません。
しっかりと自分の目で確かめて全てを受け入れるようにしているに過ぎないとのことでした。
過去回想の描写の中で真実に近づき被告人である弁護した人物の無罪を勝ち取ります。
しかしながら日車寛見は予想していました。
「検察がすぐに控訴する」
事実、日車寛見の予想通りになっていきます。
有罪が基本、逆に言えば検察からすれば「有罪でなければならない」のが日本の刑事裁判の実情なのです。
こういうと「捕まったらアウト」と思いそうですが違います。
そもそも証拠が出揃って有罪が確定的じゃない限りそもそも裁判をしないことになります。
その場合は「不起訴」として何か罰せられる事もありません。
要するに裁判が行われません。
例えば交通事故で人を轢き殺してしまった場合ですが、実は多くの場合は不起訴となります。
過失が大きくない場合は牢屋どころか裁判にも至らないのです。
※危険運転などは逆に多くが起訴されています。
天秤に扮する黒い身体と白い顔を持つ存在
裁判の終了と同時に最初に伝えた木槌(ガベル)を打ち鳴らす日車寛見。
「皆さん席に戻って下さい。最初からやり直します」
術式が発動します。
それは日車寛見の後方に黒い身体で両手に天秤を片方ずつもった存在。
顔は白い仮面のようなものを被っていて目は縫い込まれて閉じられています。
要するに天秤の化け物を召喚するのが日車寛見の術式となります。
これで死滅回游への参加を宣言した日車寛見。
能力の如何についてはまだ語られていません。
※呪術廻戦159話のネタバレ部分については詳細は伏せています。
追記予定なので今しばらくお待ち下さい。追記されたら記事上部に追記の有無を記載します。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
Source: マンガ好き.com
コメント